お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

実は誰でも応募できる!CIAで働くためのプロセスをこっそり公開!

アメリカの映画やテレビでよく出てくるCIA。アメリカ政府の中でも、もっとも謎に包まれている機関と言っても過言ではありません。そこで働くにはきっと特殊な方法があるのかと思われがちですが、実はそうでもないようです。

CIAの採用担当者のトップであるロン・パトリック氏は、アメリカ政府の中で最も秘密主義と言われている機関の一つであるCIAで働くためのプロセスをForbesにて解説しました。彼によると、CIAへの応募は通常の求職書類と同じで、最近はオンラインで応募もできるそうです。

プロセスは、まずは通常の企業と同じで履歴書を送り、その後は電話インタビューがあります。これを通過すると、志願者が個人的にCIAの仕事に適しているかどうかと同時に、文章力と問題解決能力を評価するためのいくつかのオンラインテストが行われます。

その後、身元調査のチェックが行われ、これがスムーズに行けば、ポリグラフテスト(うそ発見器による検査)が行われます。この段階での質問は 他の一般企業が採用過程に行う質問と似ています。しかし、CIAの採用担当者は、その答えをより詳しく分析することをより重要視しているそうです。

薬物使用歴を検査する脊椎穿刺(せきついせんし。脳脊髄液の採取や薬物の投与を目的として脊柱の下部に針を刺す手段)と噂されているものは行いません。実際、マリファナを吸っていたコロラド州の志願者は、エントリーするに辺り、完全に除外はされませんでした。

その代わり、彼は少なくとも再応募する前に1年は待つようにと言われたそうです。

求人の優先事項は、CIAは5年から10年の国際的状況を重要視しているので、その時その状況に適した人材を求めています。

パトリック氏によると、CIAは文化知識、地理学的知識、そして語学力を備えた人材を必要としているそうです。というのは、これらは世界で働くために重要な能力であり、どんな地域にも適することができるからだそうです。

CIAの仕事とは、危険な任務の実行よりも、人々を理解し、共に協力する事が主だそうです。というのは、CIAの基本的な仕事は、人々の話を良く聞き、彼らの論点に対して会話をする、いわゆる臨床心理学者のようなものだからだそうです。

もちろん、CIAで働くには米国市民であることが条件としてありますが、一般人でも応募できるなんて、ちょっと身近に感じることができますよね。
尚、CIAで働いていることは口外はできないそうなので、もしかしたらあなたのアメリカの友達が実はCIAで働いている…なんてことも有り得るかも…?

Here?s How To Get A Job At The CIA
http://www.businessinsider.com/getting-a-job-at-the-cia-2014-10

※この記事は2014年11月12日に公開されたものです

SHARE