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「爆弾男子」にご注意ください! いつも優しい彼が豹変する瞬間

しっかりしているように見えるのに、実はおっちょこちょい。おとなしそうなのに、話してみると意外とハジけていておもしろい。そんなケースは珍しくありません。ちょっとしたギャップですむ程度ならいいのですが、温厚そうなのに突然キレる「爆弾男子」には注意が必要です。みなさんの彼氏は大丈夫ですか?

不安が的中!(モエさん/28歳/通信)

「2年前くらいにつき合った元彼の話です。その人はまさに『爆弾男子』。共通の友人を介して知り合ったのですが、初めて会ったときの彼はどちらかと言えば『おとなしい人』という印象。話すときの声も小さく、話を振られなければ自分から口を開くこともない。そんな男性でした」

友人の勧めもあって、とりあえずデートをすることに。時間がたつと彼もリラックスルしたのか、ポツリポツリと自分のことを話しはじめたそうです。

「話しているうちに意気投合して、つき合うことになりました。いつも優しくしてくれて、電話やメールもマメな彼。私は彼のことが大好きになったのですが、ひとつだけ気になる点がありました。それは、飲食店などの店員さんに接する彼の態度。私に話しかけるときと、店員さんに注文などをするときでは、あきらかに言い方に差があるように感じました」

自分以外の人と接する彼の姿を見て、少し不安を感じたモエさん。店員に対する横柄な物言いや、少し料理の提供が遅くなっただけで文句を言うところを見て、自分の知らない彼の一面が気になりはじめます。

「それでも、私と2人でいるときは、いつもの優しくて温厚な彼。紹介してくれた友人も、『アイツはいつも穏やかだから、落ち着くだろ?』と常々言っていました。だから、外での彼の態度は見ないフリをしていたのですが……」

つき合いが長くなるにつれて、モエさんに対する態度にも変化が……。

「あるとき、彼の携帯をちょっと移動させたくて、何気なく触ろうとしました。すると、彼が聞いたこともないような大きな声で『勝手に触るな!』と叫んだんです。息が止まるかと思うほど、ビックリしましたよ……。その日はそれから半日くらい不機嫌で、その後はまた元の彼に戻りました。でも、それからも気に入らないことがあるたびに、大きな声を出すようになったんです」

怒鳴るのは本当にときどきだったそうですが、一度そんな彼を見てしまったモエさんは「彼がいつ怒りだすか」とおびえるようになってしまったとのこと。なんとなく距離を置くようになり、自然消滅のように破局してしまったそうです。

引き金は「家族」(エリさん/29歳/自動車関連)

「元彼は家族の話をしたがらない人でした。私は家族と仲がよかったので、よく家族の話をしたのですが、『○○(元彼)の家は?』と聞いても『ウチの話はいいよ』と言うだけ。お父さんもお母さんも健在のようでしたが、それ以上のことはまったく教えてくれません」

それでも、彼氏としては最高の男性だったとエリさん。誕生日にサプライズプレゼントをしてくれたり、エリさんがつらいときには寄り添ってくれたり。幸せな日々を過ごしていたそうです。

「でも、彼の家に私が泊まっていた日の夜。私は寝室で寝ていたのですが、リビングから話し声が聞こえてきて目が覚めました。彼が電話で誰かと話していたのですが、すごく口汚い言葉で、相手のことを罵倒していたんです」

エリさんは、徐々にヒートアップしていく彼の「そんな話されても、知らねえよ!」「もうマジで、死んでくれよ」といった言葉を聞き、息を飲みました。

「盗み聞きをしているようで申し訳なかったのですが、まるで別人のような彼の声を聞いて、怖くて動けませんでした。電話の相手はどうやら彼のお母さん。両親との関係があまりよくなかったようです。それにしても、自分の母親にあそこまで言えるものでしょうか? 本当に、すごいけんまくだったんです」

結局、その夜に聞いた彼の声が頭から離れず、怖くなったエリさんは彼に別れを告げたそうです。親子の間に何があったのかはわかりませんが、普段優しかった彼だけに、そのギャップがショックですよね。

まとめ

彼らはもしかしたら、たまたま頭にきてキレてしまっただけかもしれません。しかし、「いつ爆発するかわからない」という不安があると、安心してそばにいることは難しいかも。もしかすると、アナタの周囲にいるかもしれない「爆弾男子」。うっかりスイッチを押さないように、どうぞご注意ください。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年11月03日に公開されたものです

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