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人生ゲームに黒ひげ危機一発、あのおもちゃの意外と知らない豆知識5つ―『けん玉』は海外から輸入されたもの

皆さんは、『人生ゲーム(R)』や『黒ひげ危機一発』といったおもちゃで遊んだことはありますか? どちらも定番のものですから、家庭にあったという人も多いでしょう。今回は、こうしたおなじみのおもちゃたちの「意外と知らない豆知識」を紹介します。

【当時は本気で欲しかったんです、このおもちゃ!】

●『人生ゲーム(R)』はアメリカ生まれ
1968年に、株式会社タカラ(現タカラトミー)から発売された『人生ゲーム(R)』。2014年9月時点で、55作ものシリーズ作品が発売されてきました。もはやボードゲームの定番ですので、日本生まれだと思っている人も多いようですが、実はアメリカ生まれ。

1860年ごろに、アメリカで考案され、1960年に発売されたものが原型です。

●『けん玉』は海外から輸入されたもの
日本の伝統的な遊びの一つ「けん玉」。しかし、日本でけん玉が遊ばれるようになったのは江戸時代。実はけん玉は海外から日本に伝わったものなのです。一説によると、フランスの「ビルボケ」という玩具がルーツとされています。

海外ではクールなスポーツ「KENDAMA」としてブームになり、逆輸入という形で日本でもブームになりました。しかし、実際は輸入⇒輸出⇒輸入というややこしい流れだったのです。

●『ルービックキューブ(R)』のルービックは人名
1980年代に爆発的にヒットした立体パズル『ルービックキューブ(R)』。この「ルービック」というのは人名です。ハンガリーのエルノー・ルービックという建築学者が考案したので、この名前が付けられました。ちなみに、ルービックキューブ(R)の世界大会というのも2年に一度開かれているそうです。

世界トップクラスになると解くまでの時間は平均7秒ほどなのだとか……。

●『黒ひげ危機一発』は飛ばすと勝ちだった
「たるに次々と剣を刺していき、真ん中の穴に収まった海賊の黒ひげを飛ばすと負け」という遊びの『黒ひげ危機一発』。しかし、1975年の発売当初は「黒ひげを飛ばすと勝ち」というルールでした。つまり、捕まってたるの中に入れられた黒ひげを助ける、という図式だったのです。

その後、飛び出すと勝ちか負けかは遊ぶ人間が決めるルールになり、最終的に現在のような飛び出すと負けというルールになりました。変わった理由については、テレビクイズ番組のコーナーで黒ひげが飛び出すとボーナス点没収というものがあり、その影響が大きかったという説があります。

●レゴ(R)ブロックには「プロの職人」がいる
デンマークの玩具メーカー・LEGO社が販売している、ブロックの玩具『レゴ(R)ブロック』。子供のころ遊んだという人や、自分の子供に買い与えているという人も多いでしょう。世界的に人気のレゴ(R)ブロックには、マスター・ビルダーという「プロのブロック職人」がいるのです。

しかも世界に10人しかいないのです。マスター・ビルダーの作品はイベントなどに展示されるもので、まさに芸術作品といえるものです。ちなみに、日本人ビルダーも一人だけいるそうです。

以上、おなじみの玩具5つの豆知識をご紹介しました。人生ゲームがアメリカ生まれだったことや、黒ひげ危機一発のルールが昔は違ったことなどは、知らなかったという人が多いのではないでしょうか?

写真:(C) 松岡明芳意外と知らない知識「ラクダのこぶに入っているのは脂肪」

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年10月22日に公開されたものです

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