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冷蔵庫のそばにモノを置いてはいけない!そのワケとは?

「やけに台所の気温が高いな……」と思ったら、冷蔵庫がすごく熱くなっていた、なんて経験はありませんか? その原因は、実は冷蔵庫の間違った置き方にある可能性が……! そこで今回は、冷蔵庫を設置する際のポイントについてご紹介します。

【冷蔵庫にないと落ち着かないもの1位「卵」2位「牛乳」】

冷蔵庫には「放熱スペース」が必要

冷蔵庫は、常温保存できない食品をしっかり冷蔵・冷凍してくれる、頼もしい存在。しかし、ひんやり冷えている内側と違って、外側はかなり熱くなりますよね。それは、中を冷やすために冷蔵庫が頑張ると、熱が発生するからです。

エアコンの冷房を使っているときに、室外機から熱風が出てくるのと同じ原理ですね。ただし、冷蔵庫はエアコンと違って本体そのものが熱くなるので、部屋の外に熱を逃がすことはできません。だから冷蔵庫を置くときには、必ず「放熱スペース」を確保する必要があります。

冷蔵庫の「上」や「側面」にも要注意!

冷蔵庫にたまった熱は、後ろ側にある放熱装置からだけでなく、冷蔵庫全体で放熱する仕組みになっています。だから、スペースがあるからと言って冷蔵庫の上にモノを置いたり、側面にマグネットでメモやレシピを貼ったりするのも、本当は良いことではありません。

冷蔵庫の上や側面のスペースが埋まってしまうと、若干ですが放熱の邪魔になってしまうので、注意しましょう。放熱がうまくいかないと、仲の圧縮機の効率が悪くなって冷えにくくなったり、消費電力が増えて電気代がかさんだり、冷蔵庫の寿命が短くなったり……と、デメリットだらけになってしまいます。

どうしても、壁のそばに置かなければならない場合……

冷蔵庫には、上にも側面にも、何も置かない・貼らないのが一番。しかし、「引っ越し先は、冷蔵庫の設置スペースが狭い」など、条件によってはどうしても壁際ギリギリに置かなければいけないことがありますよね。その場合は、壁との冷蔵庫の距離をせめて10センチくらいは離しましょう。

スペースがあるからと言って、ギリギリ入るピッタリサイズの冷蔵庫を買うのもNGです。また、必要な放熱スペースは冷蔵庫の種類によって異なるので、新しい冷蔵庫を購入する前にはその点もチェックしておくと良いでしょう。

正しい使い方をすれば、冷蔵庫の中身はしっかり冷えて、お財布にも優しくなり、まさに一石二鳥です。今、冷蔵庫の上や側面がモノでふさがっているという人は、ぜひこの機会にスッキリさせておきましょう!

※この記事は2014年10月21日に公開されたものです

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