72%は車の自動運転システムが実現したら「利用したい」 – 長距離運転がラク、疲れた時に便利

ソニー損害保険は、2014年8月26日～8月29日の4日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳～59歳の男女を対象に、全国カーライフ実態調査を実施した。有効回答者数は、1,000名。

【ホントに必要?計算結果からわかる「車の維持費」の実態】

どのくらいの頻度で車を運転するか聞いたところ、「毎日」が58.5%、「週に3～4回」が14.4%、「週に1～2回以下」が27.1%だった。半数以上の方が自家用車を毎日運転している一方で、週末など、週に1～2回以下の頻度でしか運転する機会がないドライバーも4人に1人の割合でいるようだ。

1カ月あたりの車の維持費(保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等)について尋ねると、「5,000円～1万円未満」(26.1%)と「1万円～1万5,000円未満」(21.7%)を中心に回答が集まり、平均額は1万5,800円となった。車の諸経費で負担に感じるもの聞くと、70.1%が「ガソリン代・燃料代」、67.8%が「車検・点検費」、62.1%が「自動車税・軽自動車税」と回答している。

安全運転に役立つ先進的な「運転支援システム」について、車に付けたいと思うものを複数回答で聞いたところ、「夜間など視界が悪いときに、前方の歩行者を検知して知らせる装置(歩行者検知システム)」(61.3%)と「前方の車と衝突しそうになったらブレーキが作動する装置(衝突防止装置)」(60.7%)が上位を占めた。

もしも自動運転車(自動で走行できる車)が実現したら、自動運転機能を利用したいと思うかを聞くと、「非常に利用したいと思う」(25.0%)、「やや利用したいと思う」(47.1%)の合わせて72.1%が「利用したい」と回答した。自動運転を利用したいと思う理由は「長距離運転がラクになりそう」(76.4%)と「眠くなったときや疲れたときに便利そう」(73.4%)が7割以上を占めている。

(エボル)

※この記事は2014年10月15日に公開されたものです