デキない上司だと思ってたのに！　心に残る上司名言「部下を定時に帰すのも上司の仕事」

職場では簡単に逆らえず、ちょっと煙たい存在でもある上司。じっくり話す機会がないという人も多いと思いますが、仕事中に何気なく聞いた上司のひと言にハッとさせられたり、その後の自分の仕事に影響を受けたりすることもあるようです。今回は、影響を受けた「上司の名言」について女性に聞いてみました。

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人に頼っても良い

・「『自分で全部やろうと思わないでもっと頼って』。一人前になりたくて頑張りすぎていたときにハッとしました」（31歳／情報・IT／技術職）
・「自分ひとりが仕事をしているんじゃないから、できないと思ったときには早めに言って」（33歳／学校・教育関連／事務系専門職）

頑張れと励ます上司はたくさんいますが、がんばり過ぎずに人に頼ることも必要だと言ってくれる上司はなかなかいないもの。そう言われれば気持ちもラクになるだけでなく、周囲の人のためにも頑張ろうと素直に思えそうです。

上司の存在意義

・「部下を定時に帰すのも上司の仕事なんだから」（30歳／小売店／秘書・アシスタント職）
・「部下は上司を選べないが、上司も部下を選べない」（33歳／金融・証券／営業職）

上司は部下が仕事をしやすくするためにいるという考え方が出来る人の下で働けるというのは幸せですよね。部下にムダな残業をさせないために上司も頑張っているんだと思うとやる気も出そうです。

会社だけが人生じゃない

・「仕事が楽しくないなら、別の道を進んだ方が良い」（31歳／学校・教育関連／技術職）
・「他の人との兼ね合いを考えて、妊娠の時期をずらそうと思っていたら『仕事より家庭の方が大事なんだから、いつでも妊娠していいんだよ』」（30歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）

仕事がつまらないと悩んでいたり、仕事を続けるために悩んでいるときに上司から掛けられた言葉に救われた気持ちになった人もいるみたいです。今の会社を辞めたからといって人生が終わるわけでもなしと思えたら、もうちょっと続けようという気にもなれそうですね。

将来のために

・「30歳前くらいに言われた、『何かをなすにはまだ早いけれど、何かをなすためにスタートする時期としては早いわけではない』」（33歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）
・「いつチャンスがやってくるか分からないから準備を整えておく」（28歳／学校・教育関連／専門職）

仕事に対してだけでなく人生そのものにも気づきを与えてくれそうな名言を上司からかけられた人も。同じ業務を淡々と繰り返しているような職場では、忘れてしまいがちな新しいことにチャレンジする気持ちを思い出させてくれる言葉ですね。

上司がそれほど深い意味で言っていたのかどうかはわかりませんが、その言葉でやる気になったり安心させられた名言は色々とあるようですね。上司の人柄が信用できる人だからこそ心に響く言葉だったのでしょうが、こういう言葉をさらっと人に言えるような人になりたいですよね。

※画像は本文と関係ありません

（ファナティック）

※『マイナビウーマン』にて2014年9月にWebアンケート。有効回答数165件（22歳～34歳の働く女性）

※この記事は2014年10月13日に公開されたものです