お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

週末旅行にぴったり! 絶対にうまい台湾グルメ5選!

皆さんは台湾に行ったことがありますか? 日本から飛行機で3時間ほどで行くことのできる台湾は、沖縄と同じくらいの緯度なので、冬でも寒波さえなければ穏やかな気候です。日本の寒さが嫌という人にはもってこいですね。

また、おいしいものの多いグルメな国としても有名です。今回は、そんな台湾のおいしいグルメを紹介します。

【冬の海外旅行はここだ! 年末の旅行にお薦めの暖かい海外の国「ベトナム」「モーリシャス」】

●『鼎泰豐』(ディンタイフォン)

台湾グルメで絶対に外せないのが、世界10大レストランの一つにも選ばれた『鼎泰豐』です。多くの人が「やっぱり」と思ったかもしれませんが、やはり王道中の王道である鼎泰豐の小籠包は絶対に食べておきたい一品です。

鼎泰豐の小籠包は薄い皮ととろけるような具、そしてドロリと濃厚なスープが特徴。薄い皮に包まれた小籠包をかむと、口の中にトロリと濃厚なスープが広がります。うま味が口いっぱいに「じゅわ~」と広がる感じがたまりません。

濃厚なうま味がしばらく口の中に残ります。それが消えるとまたすぐに食べたくなる。まさに病みつきになる味です。

一つの蒸籠に10個入っていますが、あっという間になくなります。筆者など、一人で30個も食べてしまいます。他にも、かにみそ入り小籠包などもおすすめです。もちろん、チャーハンやワンタン、麺料理も最高です。

小籠包は10個入りで200元(日本円で約800円)。大人3人でおなかいっぱい食べても2000元(日本円で約8,000円)いかないくらいです。

ただ、旅行者だけでなく、現地の人たちにも超人気のお店なので、ピークタイムに行くと2時間待ちを食らってしまう可能性もあります。早めに行って予約しておくといいですね。

●『圍爐』(ウェイルー)

白菜がたっぷり入った、やや酸味のあるスープが特徴の「酸菜白肉火鍋」も台湾名物。酸菜白肉火鍋の名店として地元の人に愛されているお店が『圍爐』です。地下鉄の忠孝敦化駅から歩いて10分くらいの場所にあります。

日本人旅行者もよく訪れているお店です。

『圍爐』の酸菜白肉火鍋は煙突が付いたような変わった形のお鍋を使います。豚バラやかき、かに、そしてたっぷりの白菜が入っています。そこに肉団子や他の野菜、牛肉などを追加で注文して加えていきます。

鍋が出来上がるまでに、タレを作ります。このお店では、しょうゆやゴマペースト、数種類のお酢や油、薬味を使ってオリジナルのタレを作ることができます。お店の人に任せることもできますが、やはり自分で作ってみるのをお勧めします。

出来上がった具材を引き上げ、作ったタレに付けて食べます。日本の「寄せ鍋」のような感じですね。あっさりしているのでいくらでも食べられそうです。加える具によって味も変化するので、それもまた楽しいポイントです。

お鍋は4-6人前サイズで980元(約4,000円)。追加の具材をいろいろ頼んでお酒を飲んでだいたい3000元(約1万2,000円)くらいです。

●『京星港式飲茶』

台湾の朝食といえば、やはりお粥です。お薦めは24時間営業の飲茶専門店『京星港式飲茶』。朝早くからでも開いているので、チェックアウトまでに食べてからホテルに戻り、ゆっくりと身支度することができます。例えば、忠孝敦化にあるお店だと4つ星の神旺大飯店(サンワンホテル)がすぐそばにあるので、利用しやすいです。

お粥は鶏肉入り、牛肉入り、ピータン入りなど数種類あります。お粥の味は薄めですが優しい味付け。油条(中国の揚げパンのようなもの)を細かく砕いたものと、ねぎがいいアクセントになっています。さらに味に変化をつけたいなら、いくつか点心を頼んでみるのもいいですね。

お粥はだいたい150-180元(約600-720円)です。けっこう量が多いので、2人くらいでシェアするのがいいでしょう。

●『smith&hsu』(スミス&スー)

ここ数年、台湾の若者に人気なのが「アフタヌーンティー」。おしゃれなお店も増えています。数多くある人気店の中でお薦めしたいのが『smith&hsu』というお店です。店舗は忠孝市府店や南京東路店など複数あるので、自分の宿泊しているホテルから近い場所に行くといいでしょう。

『smith&hsu』では、まず50種類ものお茶の葉が運ばれてきます。この中から好みのものを注文することができます。そのまま単品でお茶を楽しむのもいいですが、せっかくなので「英式花園午茶組」をオーダーしてみましょう。

「英式花園午茶組」は2-4人向けのティーセット。2種類のお茶にサンドイッチやスコーン、ケーキやゼリーなどが付いてくる豪華なものです。

セットの中ではスコーンが特においしいです。スコーンに付けるペーストもバターやハチミツ、レモンバターなど数種類から選べるのもうれしいポイントです。

値段は1280元(約5,000円)と、ちょっと贅沢ですが、台湾の優雅な午後を楽しんでみるのも一興ですよ。

●『ICE MONSTER』

台湾といえば「かき氷」も外せません。台湾にマンゴーかき氷ブームを生み出した『冰館』が、2012年にリニューアルオープンしたお店が『ICE MONSTER』です。地下鉄の忠孝敦化駅と国父紀念館駅の真ん中くらいの位置にあります。

おしゃれな店内は女性客が中心。ガイドブックにも掲載されている人気スポットだけあって、日本人比率も高いようです。

名物でもある、マンゴーの果肉とソースたっぷりの「フレッシュマンゴーのかき氷」もいいのですが、筆者がお薦めしたいのは「タピオカミルクティーかき氷」です。ミルクティー味の氷を、薄絹のように削って重ねてあり、かき氷というよりアイスクリームのような食感です。

あっさりとした甘さで、くどさがありません。そこに温かいタピオカを少しずつ載せて食べます。あっさりとしたミルクティー味の氷と、タピオカを包む黒蜜の濃厚な味がほどよくミックスされてたまりません。もちもちとした食感もいいアクセントですね。

「タピオカミルクティーかき氷」のお値段は180元(日本円で約720円)。かなり量があるので、複数人で行くのなら2種類くらい頼むのがいいと思います。

他にも数え切れないくらいのおいしいお店がありますが、今回は、台北市の中心部周辺の5つのグルメを紹介しました。台湾を訪れた際はぜひこれらの絶品を堪能してください。

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年10月09日に公開されたものです

SHARE