高校ジャージはナシ! 同棲中の彼女を「女」として見られなくなった瞬間
大好きな彼氏とは、できるだけ長く一緒にいたいもの。そんな気持ちから、同棲に踏み切る人も多いのではないでしょうか。ただ、同棲となれば、ときどきデートで会うようなワケにはいきません。油断していると、彼氏から「女」として見られなくなってしまうことも。男性たちが同棲中の彼女を「女」として見られなくなった瞬間とは?
■高校ジャージはやめて!(ヒロキさん/29歳/通信)
「元カノとは、1年半ほど同棲していました。かなり美人で、友人からはいつもうらやましがられていました。2人の間で結婚の話も出るようになったので、とりあえず一緒に住もうという話に。キレイな彼女との甘い暮らしを夢見て、同棲生活をスタートしたんです」
家事もバッチリこなせる彼女だったそうで、ヒロキさんは夢見た通りの同棲生活を満喫。しかし、しばらくするとひとつ気になることが……。
「彼女の部屋着がどうしても気になってしまいました。同棲をはじめたばかりのころは、とてもかわいい部屋着を着ていたんです。モコモコのパーカーにショートパンツとか。それが、半年を過ぎたころでしょうか。気がつくと、ヨレヨレのTシャツに下はジャージという姿が定着していて……」
最初は、ヒロキさんも「気を許してくれている」とよろこんでいたそうなのですが……。
「とうとう、高校時代のジャージ上下まで登場するようになりました。休日にその姿でゴロゴロしている彼女を見て、なんだか以前とは別の女性のように感じてしまったんですよね。同棲初期には数日に一度はエッチしていましたが……。次第に、彼女に対して女性を感じなくなって。隣で彼女が寝ていても、エッチなことをしたいと思えなくなりました」
彼女のほうも、もしかすると同棲によってヒロキさんを男性として見られなくなっていたのかも。その気持ちが、部屋着に表れていたのかもしれませんね。その後セックスレスに近い状態となり、ケンカをすることが増えたそう。そして、破局へとつながってしまいました。
■ちょっとは動けよ!(シュンさん/30歳/小売店)
「以前同棲していた彼女がいたのですが、どうしても彼女の態度が受け入れられず、別れてしまいました」
シュンさんは結婚を視野に入れて、同棲生活をスタートしたそう。しかし、そこで彼女の思わぬ素顔を知ることに……。
「私のことを、すぐ使おうとするんです。狭い部屋だったので、ちょっと動けば何でもすぐに手が届くはず。それなのに、テレビを見ながら『アレ取って』『ちょっとコレしておいて』と。視線はテレビに固定したまま、まさに『アゴで使う』といった行為が増えてきました」
同棲前に部屋へ遊びに行ったときには、細々と気を利かせて動き回ってくれていた彼女。それが、同棲をはじめた途端に『動かない女』になってしまったようです。
「横になったまま私に指示を出す姿は、まるで実家の母のようでした。母に使われる父の姿を見て、昔から『自分はこうなりたくない!』と感じていたんです。母と彼女が重なった瞬間、恋愛感情はなくなってしまいましたね」
彼女は、安心しすぎてしまったのかもしれませんね。どれだけ気を許せる恋人が相手でも、やはり気遣いは必要です。
■休日の過ごし方問題(シンジさん/27歳/商社)
「バーで知り合った女性と交際に発展。とても気が合い、すぐに同棲することになりました。でも、いざ一緒に暮らしてみると合わない部分も多数出てきます。中でも特に気になったのが、休日の過ごし方でした」
同棲をする前は、毎週末いろいろなところへデートに行っていたというシンジさんたち。それが、同棲をはじめたことで大きく変化しました。
「2人ともお酒が好きなので、金曜の夜は思い切り晩酌。これには、私も大賛成だったんです。でも、問題はそのあとの土日。彼女は毎週金曜に飲みすぎて、土曜日はひたすら寝る。日曜日は2人で家事をして、またゴロゴロして終わってしまいます。そんな週があってもいいですが、さすがに毎週では……」
ときには2人で、休日デートをしたいと提案したシンジさんですが……。
「せっかく同棲しているのに、わざわざ外へ出かける必要はないというのが彼女の言い分。そして、また同じ休日の繰り返し。オシャレをして出かける彼女の姿なんて、同棲してからはほとんど見ていません。これでは、女性として彼女を見続けることができませんでしたね」
休日に対する考え方が合わなかったようですね。一緒に住んでいても、恋人同士であることを忘れてしまっては、長続きしないのかも。
今まさに同棲中、またはこれから彼氏との同棲を予定しているという女性も多いことでしょう。一緒にいて楽だからと油断していると、彼氏から女として見られなくなってしまうこともあるようです。2人の生活に慣れてきたときこそ、注意が必要。つき合いはじめたころの気持ちを、忘れないようにしたいですね。
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(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
※この記事は2014年10月06日に公開されたものです