お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋愛寿命を縮める! あなたが彼に夢中になりすぎて「独占・束縛したくなる」本当の理由

見つめあう男女大好きな彼とは、ずっと一緒にいたいですよね。できればこのまま結婚まで……なんて思えば思うほど、いろいろなことが気になりはじめます。その結果してしまう行動(止められない行動)が、恋愛の寿命を短くしてしまうこともあるんです。そんなことになったら本末転倒。自分で自分の首をしめていることに気づいていますか?

■独占したくなる

大好きな人は自分だけのものにしたい。できれば私だけのことを考え、私だけのことを見て、私だけに話しかけてほしい。メールをしたら直ぐに返事をくれて、いつも気にかけ、心配し、大事にしてほしい。愛しているなら、そのくらいのことはできると思う……そんなふうに思ってませんか?

本当は、今問題があるわけではありません。ただ彼はひとりの人間として、あたりまえの生活をしているだけです。でもそれがあなたをイライラさせたり、不安にさせるのなら思い出してください。人はひとりで生きてはいません。彼はあなた以外の人とも、かかわりながら生きていきます。あなた以外をすべて断ち切らせようとするのは無理なんです。そのことを理解しないで、自分のためだけに生きてほしいと望むから、もっとイライラしたり、不安になるんですよ。

■束縛したくなる

独占したいのに、できていないと思うと、ますます不安ばかりが思いつく。その結果、彼が今何をしているのかを全部把握したくなる。「なんでこんなことしているの?そんな暇があるなら私に会いに来てよ」とか「どうしてこの人と会う必要があるの? 私のことを愛しているなら、その人に会わないで」なんて、彼の時間すべてを管理把握しようとするのが、いわゆる束縛です。

常にそれでは息苦しくなります。彼を自由にしておくことが、ありのままの彼を認めることになります。束縛は、ありのままの彼ではダメだと言っているようなものです。ひとりの人間として、男性として、大切にしてくれない女性を、永遠のパートナーにしたいと考える男性なんていませんよ。

■すべてを彼に合わせようとする

今幸せでも、この幸せは永遠に続かないような気がして不安。その結果、特別な問題などないのに、常に彼の顔色を伺ってはいませんか? 彼を怒らせたり、嫌な気分にさせないために、彼の望むことだけをして、彼の望まないことは絶対にしない。そんなふうに自分の気持ちや考えは後回しにしても、彼と一緒にいたいと思うことの不自然さに気づいてますか? それであなたは、彼から、大事にしてもらっていると思えますか? 愛されていると安心することができますか?

いずれ「合わせているから、私と一緒にいるの?」と思う日が必ずきます。愛されていると思える自信を持ちたいなら、自分の気持ちや考えを大好きな彼に伝えてください。あなたが何を言っても、何をしても「大丈夫」と思えなければ、ずっと一緒にいる意味なんてありませんから。

■愛されている自信が持てないのは……

独占も束縛も、無理をしてまで合わせようとするのも、その原因は結局一緒。ポイントは、「ゆっくり少しずつ信頼関係を作ってきたか?」ということです。そもそも、信じていないのは誰のことなのでしょうか? 自分なのか、それとも彼なのか? 幸せになれるはずない、愛されるはずない、大事にされるはずない……そんなふうに思っていませんか? 自分を信じられないと、今の状況も、まぐれや奇跡のように思うでしょう。彼という個人に裏切られたことがないのなら、「男は……」という言葉で彼を疑うのはやめておきましょう。どんな自分でも彼でも、かかわりながら信頼関係を作っていけばいいんです。

■羽林由鶴からのメッセージ

恋愛初期は、大好きな彼のことで頭がいっぱいになるのは当たり前。大好きな彼と長く一緒にいたい、できれば結婚までしたいと思うなら、「2人の関係」を信じる練習をしなくてはいけません。ゆっくり少しずつかかわりましょう。もしあなたがゆっくり少しずつかかわってきたのに、以前よりも信頼関係ができてきたと思えないなら、残念ながら、この2人は永遠のパートナーになることは難しいのかもしれません。今は大好きな彼でも、ずっと一緒に生きていく上でのパートナーではない人に必死になってしがみつくことはもったいないとは思いませんか?

(羽林由鶴)

※この記事は2014年10月03日に公開されたものです

SHARE