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好印象を残す!およばれしたときの手土産マナー「残らない」ものを持っていく

人からおよばれされたら、気持ちよく応じたいものですね。相手の自宅でじっくり話をすることで、お互いの距離を近づけることもできそうです。そんなときには、手土産を持参するのがマナーだと言われますが、どんなものを用意し、どう渡すのが良いのでしょうか。

今回は手土産の基本マナーをお教えします。

「残らない」もの

多くの方が悩みがちなのが、「手土産に、いったいどんな品物を選べばいいの?」という点です。喜んでもらいたい……しかし、奇をてらいすぎて「非常識だ!」と思われるのは避けたいところです。訪問時の手土産として最適なのは、食べたり飲んだりできるもの。

いわゆる「後に残らないもの」です。ホームパーティーならワインやシャンパンなども喜ばれるでしょう。招かれている人数が分からないときには、自由に切り分けられる「カステラ」や、小分けされたお菓子が多数入っているものが良いでしょう。

また、つい忘れがちですが、購入する場所も大切なポイントです。相手の家の近くで購入すると、「忘れたのでは……」という疑念を抱かれてしまう可能性も。下調べをして、事前に手配しておきましょう。

微妙な「手作り」

招いてくれた感謝の気持ちを込めて、手作りの品を用意したいと思う方もいるかもしれません。「食べ物ならば、良いのでは?」と思いがちですが、こちらは非常に微妙なラインだと言えるでしょう。何度も家を行き来するような、ごく親しい間柄であれば、問題はありません。

ぜひ相手の好物を作って、持参しましょう。しかし、お互いの関係性がまだそこまで深くはない場合、「なれなれしい」と不快に思う方がいるのも事実です。初めての訪問では、避けた方が無難です。

渡すタイミング

意外と間違えがちなのが、手土産を渡すタイミングについてです。玄関で簡単な挨拶を済ませたあと、部屋に通される前に、渡してしまう方はいませんか? 実はこれはNGな方法です。手土産を渡すのは、部屋に通されて、正式な挨拶を終えたあと。

袋や風呂敷から手土産を出し、相手から見て正面になるようにして渡すのが、正しい方法です。

気持ちは素直に伝えましょう!

最後に、手土産を渡すときに添える言葉についてです。昔から日本には「つまらないものですが……」と、謙遜する言葉を添える風習があります。しかしこうした考え方にも、変化が訪れつつあります。変わって「添える言葉」として定着しつつあるのが、「自分で食べておいしかったので……」という言葉や「お口に合うと嬉しいのですが」という言葉です。

相手に喜んでもらいたい気持ちを、素直に伝えるのがオススメです。

まとめ

これさえおぼえておけば、もう急なおよばれで戸惑うことはありません! 手土産をきっかけにして、盛り上がってみてくださいね。

※この記事は2014年10月03日に公開されたものです

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