お歳暮は上司や仕事先よりも家族に贈るのが新定番
株式会社TBWA/HAKUHODOは、お歳暮についての調査結果をまとめて公表した。
企業間や会社の上司等、仕事関係者へ贈るのが通例とされていたお歳暮だが、その傾向は年々減少しており、一方でここ数年は家族や親戚へ贈る人が急増していることがわかった。
主な理由として、“東日本大震災”後に支えあう繋がりの大切さが見直され、身近な人とのコミュニケーションを円滑にするツールとしてお歳暮が改めて注目を集めていると考えられる。震災後、「家族間の会話量が増えた」「家族のきずなの深まりを感じた」という意見が約6割と高い値となっている。
また、その消費者動向を捉え、ランチクルーズや宿泊券ギフトなど、家族間で共有できる時間や思い出を提供できる商品やサービスをお歳暮ギフトとして展開する企業も多く見られている。
※この記事は2014年10月02日に公開されたものです