お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

旅×日本酒でもっとお酒を楽しもう!米どころ新潟の、地元民が愛する酒蔵5選

米どころ新潟県は酒蔵の数が91軒あり、日本一です。

しかし出荷量は決して多くはないため、ほとんどは新潟県内で消費されています。

つまり新潟県に足を運ばないと飲めないお酒が数多く存在するのです。

そこで今回は「全国的には有名でないが新潟の地元民に愛されている
酒蔵を5つ紹介いたします。

【女の子に頼んでほしいお酒は?⇒「カルーアミルク。ほんと女子って感じ」「ハイボール。ギャップがいい」】

1.大洋酒造(村上市)

代表銘柄は「大洋盛(たいようざかり)」。展示場の「和水蔵(なごみぐら)」ではお酒の仕込みに使用している水を飲むことができます。また酒蔵でしか飲めない「原酒」の試飲もできます。原酒とは、割水(水を加えてアルコール分を落とすこと)をしていないお酒のこと。

アルコール度数は高くなりますが、濃厚な旨味が味わえます。

所在地:新潟県村上市飯野1-4-31
見学可能時期:事前に要相談

2.今代司酒造(新潟市)

代表銘柄は「今代司(いまよつかさ)
。今代司酒造は、2006年からアルコール添加を一切しない全量純米仕込みをしています。日本では米不足の時代に、アルコール添加をして質が劣化してしまったことがあります。今では改善されていますが、酒造りを考え直そうと始めた取り組みです。

酒蔵見学では、蔵人が案内をしてくれます。お酒のことならなんでも聞けます。

所在地:新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号
見学可能時期:通年(要予約)

3.逸見酒造(佐渡市)

代表銘柄は「真稜(しんりょう)」。佐渡で一番小さい酒蔵です。手間のかかる「山廃仕込み」を行っている数少ない酒蔵で、手づくりにこだわっています。出来たての日本酒は黄みがかっており、通常は透明にする(活性炭を用いて色を吸着させる)作業を行いますが、逸見酒造では基本的に行いません。

黄みがかった色も含めて日本酒の「素顔」であり、それを味わってもらうことがお酒を本当に楽しむことだと考えているからだそうです。

所在地:新潟県佐渡市長石84-甲
見学可能時期:4月~10月中旬(予約不要)

4.高知代酒造(南魚沼市)

代表銘柄は「高千代(たかちよ)」。新潟県で初めて、SPERIA TASTE AWARDの三ツ星(最優秀味覚賞)を3年連続受賞した酒蔵です。受賞銘柄は「巻機(まきはた)」。高千代酒造はお米にこだわっており、一本〆(いっぽんじめ)という全国でも珍しいお米を使用しています。

また自社精米機を所有しています。通常の酒蔵は精米を精米所に委託していますから、お米へのこだわりが伺えますね。

所在地:新潟県南魚沼市長崎328番地1
見学可能時期:通年(10日前までに要予約)

5.鮎正宗酒造(妙高市)

代表銘柄は「鮎正宗(あゆまさむね)」。新潟県のお酒は「淡麗辛口」という代名詞がつくように辛口が多いのですが、鮎正宗は甘口のお酒です。

仕込みに使用している湧き水の甘さが感じられるのが特徴です。

湧き水の量は毎時6トンで、湧き水の見学も可能です。1時間に200ミリの雨でも大雨と言われるくらいですから、とてつもない量ですね。

酒蔵の屋根は茅葺きで、自然と調和した雰囲気も楽しめます。

所在地:新潟県妙高市大字猿橋636
見学可能時期:通年(日曜・祭日は休み)

酒蔵に足を運べば、いままで出会えなかったお酒に巡り会えます。またお酒だけではなく、その土地の美味しいものにも出会えます。地元の人しか知らない飲み方を知れる、なんてこともあるかもしれません。旅×日本酒はよりお酒を楽しむ方法の1つと言えますね。

※この記事は2014年09月27日に公開されたものです

SHARE