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北欧ではザリガニを食べる文化が!? 現地で絶対食べたい一風変わった食べ物・4選

海外旅行の醍醐味は、なんといってもその土地のお料理。テレビで紹介された有名店に行ってみたり、行き当たりばったりで知らないお店に入ってみたり。海外旅行中に見つけた、ちょっと意外で、印象深かった食べ物をいくつか集めてみました。

1、フィンランドではザリガニを食すのが普通

フィンランドでよく食べられている珍しいシーフードといえば、ザリガニ。サンドイッチやサラダの具材として人気があります。ザリガニは、エビとカニの中間のような食感で、価格が安めなので、たっぷり食べられるのが魅力。塩とハーブであっさり茹でるのがフィンランド流で、山積みのザリガニを囲んだ野外パーティーは夏の風物詩になっています。1年中出回っていますが、フィンランド産を狙いたいなら、ザリガニ漁が解禁になる7月から10月あたりを狙って。

ザリガニ
2、どっさり野菜の超ヘルシーなフランス料理

フランス料理と聞いて思いつくのは、大きなお皿にちょこんとのせられ、複雑なソースのかかったコース料理。でも、南仏のブロヴァンス料理はそのイメージとはまったく違います。太陽のふりそそぐ大地で育った野菜が惜しみなく添えられ、お米やじゃがいもはちょっとだけ。海も山も近いこの地方は、新鮮な魚介類とおいしいお肉の両方が楽しめる、まさに食のパラダイスです。旅行中でも毎日バランスのいい食事ができるのは、おいしい条件の揃ったプロヴァンス地方ならでは。

フランス料理
3、オーストリアの「具入り」クヌーデル

オーストリアの主食と言えば、肉料理やシチューに必ずと言っていいほどついてくる、パンやじゃがいもでできた大きなお団子、クヌーデル。そして意外と知られていないのが、具の入った「肉まんそっくり」のクヌーデルが存在するという事。お肉や野菜を甘辛く煮込んだ具は、皮はもちろん、スープやザワークラウト(酢漬けのキャベツ)とも相性抜群。大きなクヌーデルは最後まで食べきれない、という人でも、この具入りクヌーデルならすんなり食べきれるはず。

クヌーデル

 

4、スペインのチュロス、本場での不思議な食べ方

細身で歯ごたえのあるドーナツ、チュロス。スペインのマドリッドには専門店があり、日本とは違った食べ方が主流です。アツアツのチュロスは、お砂糖なしのうすい塩味。それにティーカップに入った温かいチョコレートソースがついてきて、チュロスにつけたり、カップから直接飲んだり。見た目よりかなりあっさりのこのチョコソース、つけるのにも飲むのにもちょうどいいバランスで、5本入りチュロスもあっという間に完食。さすがチュロスの故郷、一番おいしい食べ方を知っています。

チュロス

海外旅行で食べるものに迷ったとき、無難で魅力的に見えるのは、広場に面した観光客向けのレストラン。でも、そこはあえてスルーし、地元の人たちが何を食べているか、よく観察してみるのがおすすめ。そこには必ず、おいしい発見があるはずです。

(佐藤裕美/studio woofoo)

※この記事は2014年09月20日に公開されたものです

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