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今となってはすっかりイミフメイな昭和のフレーズ「はらたいらさんに全部」

平成も26年を数え、昭和もずいぶん遠くなりました。今回は、昭和にはやった「フレーズ」をご紹介します。今となってはすっかりイミフメイなものばかりですが……。

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●「ハヤシもあるでよ」
オリエンタルスナックカレーのテレビCMで、喜劇俳優の南利明さんが使ったフレーズです。そのイントネーションの面白さゆえか、なぜか視聴者の心を捉えてしまったのです。

●「アッと驚く為五郎(ためごろう)」
1960年代に『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』という番組がありました。その番組内で、ハナ肇さんが使っていた一発ギャグのフレーズです。一世を風靡(ふうび)したのですが、ここまで古いといっそすがすがしく、新しい感じすらしますね。

●「もうパンツをはかないようにする」
勝新太郎さんの言葉です。ハワイの空港で、パンツの中にマリファナとコカインを隠し持っていて逮捕され、記者会見でこの言葉を口にしました。豪快で愛嬌(あいきょう)のあった勝さんらしい言葉ですが、最近の若い人は知らないでしょうね。

●「みじかびの、きゃぷりきとればすぎちょびれ、すぎかきすらの、はっぱふみふみ」
最近ではたまにしかテレビで見なくなった大橋巨泉さんが、60年代にパイロット万年筆のテレビCMで言ったフレーズです。最後の「はっぱふみふみ」の部分だけ記憶している人も多いかもしれません。もう今となっては何のことだかさっぱり分かりませんが。

●「ちゃっぷい、ちゃっぷい、どんとぽちぃ」
KINCHO 大日本除虫菊株式会社の『どんと』(使い捨てカイロ)のテレビCMで使われたフレーズです。「寒い、寒い、『どんと』が欲しい」という意味ですが、このフレーズを寒そうなおじさん二人が繰り返すのです。

そのインパクトとおばかな感じで大ヒットしました。今となってはすっかりイミフメイですね。

●「ベンチがアホやから野球がでけへん」
今も野球評論家として活躍する江本孟紀さんの現役時代の発言です。このフレーズは大変話題になりましたが、球団を批判したとされた江本さんは、その年限りで現役を引退します。

●オイルショック
1973年(昭和48年)、1979年(昭和54年)に起こった石油価格の高騰、需給の危機的状況を指す言葉です。これを機に日本はエネルギーを節約する技術の開発に励むようになりました。

●「はらたいらさんに全部」
大橋巨泉さんがMCの『クイズダービー』でよく登場したフレーズ。番組最後の問題では、安定感抜群の解答者はらたいらさんに持ち点を全て賭けちゃう人が続出し、そのためこのフレーズが有名になりました。はらたいらさんもすでに故人ですからもう何のことだか分からなくなっていますね。

●「幸田シャーミンです」
独特のしゃべり方だった、ニュースキャスター・幸田シャーミンさんのフレーズ。明石家さんまさんをはじめ多くの人がこのフレーズをまねしました。そのため、幸田さんを実際に見たことがない人でも、この物まねだけは知っているという不思議な事態に。

●「マンモスうれピー」
「大変にうれしい」という意味で、アイドル時代の酒井法子さんの使ったフレーズです。酒井法子さんは「のりピー」、その言葉は「のりピー語」と呼ばれました。

●アッシー君
バブル期にできた言葉で、送迎をしてくれる男性を女性がこう呼びました。ご飯をおごる男性は「メッシー君」と呼ばれました。今では口に出すのも恥ずかしいフレーズとなっています。

懐かしいなあと思えた人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。若い人は全く分からなかったかもしれません(笑)。テレビCMで使われたフレーズなどは、その世代にしか通じない「あるあるネタ」になっていくのでしょうね。

あなたは、昭和なフレーズというと、どんなものを思い浮かべますか?

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2014年09月16日に公開されたものです

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