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第三者を褒めると、自分が得する「自発的特性転移」って?

人から好かれたいときに、有効なのが「相手を褒める」というテクニックです。「好かれたければ、褒めて褒めて褒めまくろう!」なんて言葉を、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。しかしやり過ぎると、相手に引かれてしまう恐れもあり! こんなときには、第三者を褒めて、こっそり自分も得しちゃいましょう!

【相手を褒めるときに使えるフレーズ「相手の存在まるごと全肯定」】

自発的特性転移を利用しよう!

少々難しいですが、心理学に「自発的特性転移」という言葉があることをご存知ですか? これは、第三者の特性について相手に話しているうちに、相手が第三者の特性を、知らないうちに「話し手の特性」として受け止めてしまう現象を指します。

つまり、第三者のことを「あの人はケチで浮気性。信頼できない」なんて伝えているうちに、相手の中では、まさに話した本人がそんなイメージの人として設定されてしまうのです。ほんの軽い気持ちで言った愚痴が、思わぬダメージに! こんなケースも珍しくありません。

しかしこの自発的特性転移は、ポジティブに活用することも可能です。気になる人と話すときには、第三者の悪口ではなく良い面を積極的に伝えましょう。「彼女って本当に優しくて、料理も上手なの」と第三者を褒めてみると、それをそのまま自分の特性として、相手に印象づけることが出来るのです。

気になる男性の前で他の女性を褒めるのは、勇気が必要ですが、リターンも大きいと言えそうです。

よりポジティブな印象に

人はネガティブなオーラをまとう人よりも、ポジティブなオーラをまとう人に惹かれがちです。「いつもニコニコしている人」の評価が高いのは、こんなところに秘密があるのでしょう。積極的に第三者を褒めるという行動も、ポジティブなオーラを演出してくれることでしょう。

また、いつも人を褒めていれば、自分を「悪口」のイメージから遠ざけることが可能です。他人を褒めている自分が、他人から褒められる自分に変化する日も、そう遠くないでしょう。

誰かに好かれたいときには、相手を褒めることが基本。しかし中には、どうしてもそれが苦手……目の前の人を直接褒めるには勇気が要る……なんて方もいるのではないでしょうか。しかしその場にいない第三者のことなら、心の中の素直な気持ちも、きっと楽に伝えられるはず! 誰かを褒めて、自分自身も得しちゃいましょう。

※この記事は2014年09月15日に公開されたものです

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