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ツラい片思いを脱出するヒント「人は何度も会う人を好きになる」「人は自分に似た人を好きになる」

片思い中や叶わぬ恋に悩んでいるとき、「この状況を今すぐ何とかしたい!」といった衝動に駆られることも。そこで、今回は、にっちもさっちもいかない状況を打開するヒントを、心理学で「人が人を好きになるメカニズム」に沿ってご紹介します。

何度も会う人を好きになる心理

心理学者ロバート・ザイアンスは、何度も見たり聞いたりすることで、好感や印象が強くなるという論文をまとめています。これは「単純接触効果」と言われており、身近なものでは音楽や広告などでそれらを実感している人も多いことでしょう。人間同士の場合は「毎日通勤時にすれ違う人」「同じスポーツジムに通っている人」といった偶然な出会いから好感を持ってしまうこともあります。

考え方次第では、これらの心理をたくみ利用することで、相手が好きだからこそ偶然を装い出会う回数を増やすこともできます。よくある例としては「通勤電車で同じ車両に乗る」「営業で訪問する回数を多くする」などです。

自分に似た人を好きになる心理

人間は自分と考え方が似ている、境遇が似ているなどの理由があると親近感が沸き、相手に好感を持つ傾向が高くなります。特に「趣味が同じ」「出身地が同じ」「誕生月が同じ」などがいい例で、相手との距離感を縮めたいがためにこれら条件をあえて探すことも。
たとえ些細なことでも「自分と同じ」という気持ちがあることで、相手のことが何となく気になってしまうことでしょう。このような法則は「類似性の法則」とも言われています。

一方で、自分とは全く逆の考えや境遇に興味を持ち、好感を持つことも。これは「あの人は自分にないものを持っている」という好奇心から、新しいものにチャレンジしたいという気持ちのあらわれでもあります。マンネリな状況から抜け出すことで、すてきな恋愛ができるかもしれないという期待も含まれていることでしょう。人を好きになるためには「類似性」もしくは「新奇性」が、重要な役割を果たしてくれるわけですね。

これらふたつの心理をうまく利用することで、相手との距離はグッと縮まるはず。今までは全く接点のなかった男女が、将来のパートナーを手に入れることも珍しくはないのです。何とかして関係を進展させたいなら、これらの心理を活かして上手に距離を縮めてみてくださいね。

※画像と本文は関係ありません

(ファナティック)

※この記事は2014年09月14日に公開されたものです

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