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説得しにくい人は、説得しやすい人より信用できる!?

世の中には、すぐに説得できる人もいれば、なかなか説得させられない人もいますよね。商談相手なら、前者の方が断然ありがたいですが、実は後者の方が「信用できる人」だったりします。では一体、なぜ説得しにくい人の方が信用度が高いのでしょうか?

【相手に意見を押し付けることが出来る心理テク―「明示的説得」と「暗示的説得」】

説得しやすい人は、「自己モニタリング」傾向が高い

社会的な状況に合わせて、自分の行動をコントロールしようとする傾向のことを、心理学用語では「自己モニタリング」と言います。この自己モニタリング傾向の高い人は、他者、とりわけ多数派の意見に非常に流されやすいタイプです。

特に、「社会的に見てふさわしいもの」や「皆に選ばれているもの」を示されると、すぐに説得されてしまいます。そして、そういう人は、違う意見が多数派になった場合、またすぐに自分の意見をそっちに合わせてしまうのです。

説得しにくい人は、一度OKをもらえば、信用できる

一方、自己モニタリング傾向の低い人は、自分の信条に従って動くタイプ。他人に何か言われても、簡単には自説を曲げません。そのため、この手のタイプを説得をしようとすると、かなりの時間と労力がかかります。しかし、その人が説得されるのは、心から納得できたときだけなので、一度OKをもらったら、その決断はもう揺るぎません。

つまり、ホイホイ簡単に説得できる相手よりも、ずっと信用できる人だと言えます。

周りに流されやすい人は、もっと「見た目」にこだわるべし

いつも対人関係を気にして、他者に受け入れてもらうために態度を変えている人は、もっと外見を磨くのがオススメです。たとえば、恋愛なら、相手に合わせるよりも自分の好きなファッションを選び、仕事なら、どこにでもあるような型通りの資料は作らず、デザインに自分なりのこだわりを持つ、など。

自分の中の価値観に従って行動し、外見にも自信がつけば、簡単に周りに流されない人になれるはずです。

簡単に説得されてしまう人は、状況が変われば、また簡単に自分の態度を変えてしまいがち。そんな行動を繰り返すと、周りから「適当な人」と思われてしまうかも……。そうならないためにも、自分の信条を軽々しく曲げない「説得しにくい人」を目指しましょう。

※この記事は2014年09月13日に公開されたものです

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