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「3G 消費」「カムバック90’S」……2015年トレンド予測を「SOCIAL GIRLS LAB.」が発表

2015年は「次の時代」の幕開け!?

トレンダーズが運営する女性ソーシャル研究所「SOCIAL GIRLS LAB.」は、2015年度のトレンド予測レポートを発表した。

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1.消費トレンド

「戦後生まれ」が増えていくこと、「絆」「つながり」への注目の高まりもあり、家族を大切にする傾向が加速することから同研究所が注目するのが、三世代で楽しめる消費。同研究所ではそれを「3G(スリージェネレーション)消費」と呼ぶ。三世代で楽しめるような買い物施設・レジャー施設へのニーズを期待できるとする。

2. ファッショントレンド

ファッションは、「大胆な柄」と「ボリューム感」がキーワードとなると予測。象徴になりそうなのが「ハイビスカス柄」や「ルーズソックス」のような90年代に流行したギャルアイテム。90年代のアイテムがそのまま復活するわけではなく、「清潔感」「マイルド」に進化を遂げ、再流行するという。

3. 食トレンド

2010年ごろから、パンケーキ、フレンチトースト、カップケーキなど、アメリカンスイーツがトレンドとなった。ヒットの要因として、スイーツの持つ見た目の「フォトジェニックさ」と女性たちの間で一般化した「SNSでの共有」がある。

同研究所で注目と推すのは、ヘルシーなメニューが多い台湾スイーツ。Twitterでは2013年4-6月と2014年の同時期を比較して、「台湾×スイーツ」というワードの出現数が7.1倍と増加。タピオカミルクティーで有名な春水堂、「元カレ」というユニークな名前のカキ氷が人気のマンゴーチャチャなど、こぞって台湾スイーツ名店が日本でオープンしているのも追い風になると考える。

4. SNSトレンド

SNSトレンドで同研究所が注目するのは、「いつでもどこでも」を実現する「オンデマンドモバイルサービス」。スマートフォンがあることで、必要な時に必要なモノやサービスを手に入れることができるサービスのこと。「オンデマンドモバイルサービス」の代表は、予約不要でスマートフォンから簡単にハイヤー配車ができる「Uber」。

海外では、無料の買い物代行アプリ「WunWun」やヘルシーなディナーとランチを配達する「Sprig」を利用しており、日本でも、スマートフォンで注文してから20分以内に弁当が届く「bento.jp」やクラウド家事代行サービスの「CaSy」などのサービスが話題になった。

5. 娯楽トレンド

2015年には有名な施設・サービスなどの閉館・廃止が相次ぎ、「さよなら駆け込み需要」が増えるという。たとえば、老舗ホテルの「ホテルオークラ東京」が2015年8月末に本館を閉館し、2020年のオリンピックに向けて改修工事に入る。上野-札幌間を結ぶブルートレイン「北斗星」も2015年3月末に廃止を発表している。若いころ、その施設やサービスを利用していたりあこがれていたりした大人が、こぞって利用すると同研究所は想定する。

(エボル)

※この記事は2014年09月04日に公開されたものです

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