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ズバリ結婚相手が長男かどうかは気になるもの?「そこまで気にしていたら結婚できない」

新郎新婦結婚の大変さを語る言葉で、よく耳にする「長男の嫁は大変だ」という言葉。家制度が廃止され長い年月がたったはずなのに、いまだに旧来のしきたりを重んじる家もあるようで……。今時の女性も、結婚相手が「長男」だとやっぱり気になる? 働く女性に聞いてみました。

Q.女性に質問です。結婚相手が長男かどうかは気になりますか?

「気になる!」46.9%
「気にならない!」53.1%

■長男との結婚はいろいろもめそうで、やっぱり気になる

・「墓がどうの、両親がどうのと言いだすに決まっている」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「相手の出身が田舎だったら、なおさら気になる。跡継ぎとか親の介護とか、いろいろもめそう」(23歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「自分も長女なので長長同士だとどうしても親の介護問題なの気になることが多い」(24歳/医療・福祉/専門職)

しきたりに忠実な家庭で育った長男は、小さいころから跡取りとして大切にされていることも多いもの。そんな男性と結婚してしまった場合、嫁や嫁家族よりも自分の両親や「家」を優先されやすいことが……。確かに自分が長女だともめることが多そう!?

■前例を見ても、「長男の嫁」は大変そう

・「母が『長男は姑問題が絡むから注意しなさい』と何度も言っているから」(22歳/医療・福祉/専門職)
・「母が嫁姑問題で苦労したのを幼い頃ずっと見てきたので、その二の舞を演じたくはないから」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「長男の嫁は一般家庭でも大変そうなので。集まりがあれば、中心になって準備するから」(31歳/医療・福祉/専門職)

親族が一堂に集まるイベント時、いや応なく先頭に立たされ、親族への対応や準備・作業などを任される長男の嫁。「長男の嫁」としての振る舞いや態度も姑や親族からチェックされ、時には嫁姑でバトルになることも……。考えるだけで大変すぎます。

■長男・次男にかかわらず、義理の家族とのつきあいは大変なもの

・「長男であろうとなかろうと義理の家族との付き合いは避けられないから」(28歳/自動車関連/技術職)
・「長男がすべてを継ぐとは限らないし、そこまで気にしていたら結婚できない」(25歳/電機/事務系専門職)
・「次男と結婚しても大変だったから」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

一方で長男であろうとなかろうと義理の家族とのつきあいは大変なものだから、結婚相手が長男でも気にしないという方もいました。また最近は家のしきたりがないフランクな家庭も増えています。長男かどうかを気にする必要は、なくなりつつあるのかもしれません。

■これからは「長男」なんて、気にしなくていい!

・「今少子化だからほとんどが長男だし」(33歳/その他/その他)
・「今は同居したがる親もいないから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「どちらにしても普通の家柄ならあまり変わらない」(27歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

女性の晩婚化により、ひとりしか子どもを作らないという家庭も増えているようで、すでに周囲の独身男性は長男ばかり……なんて女性もいるようです。結婚するなら相手が長男かどうかよりも、「彼の実家がどんな家柄なのか」がポイントです。

現時点では、結婚相手が長男かどうか気になる女性・気にならない女性の割合は半々といったところのようです。ただし、これからは少子化で周囲にいる男性は長男ばかりなんてことも考えられ、果たしてそれはいいことなのか、悪いことなのか。今後、家族や結婚の在り方がどう変わっていくかで、「長男の嫁」の考え方も変わっていくのかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2014年7月25日~8月4日にWebアンケート。有効回答数286件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年08月27日に公開されたものです

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