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「貯まる女子」と「貯まらない女子」。マネー習慣はどうちがう?

大竹のり子

女性たちの環境は、ライフステージに応じて目まぐるしく変化するもの。将来の結婚・出産や老後の備えまで、みんなの心配ごとは無限大……! 一体どこから手をつけるべき? そんな、悩める女性たちから寄せられたマネーのお悩みを、FP大竹のり子先生がズバッと解決! 今日から取り入れられるテクを学んで、マネー美人をめざしてみて♪

今回、編集部に届いたお悩みは、「ついつい取りとめもなくお金を使ってしまい、今のことしか見えていません。貯金も2~3年前からできなくなり、将来どうなるのか不安です」(32歳/正社員/手取り月収21万円)というもの。

ほかにも、「赤字にはならないが、収入と支出が毎月トントン」(32歳/公務員・団体職員/手取り月収17万円)、「貯金をせず手持ちのお金をあるだけ使ってしまうので、いつもお金に余裕がない」(25歳/正社員/手取り月収17万円)など、生活習慣を見直さない限り、なかなかお金を貯められなさそう(?)な女子たちの声が集まりました。

編集部 先生、今回は、「お金が貯まらない習慣を脱却して、ムリせずお金が貯まる人になるためのステップ」を教えてください。まず、お金が貯まらない人がやりがちなNG習慣はありますか?

大竹のり子(以下、大竹) 日常的にお菓子や飲み物を買ってしまう“ちょこちょこ買い”は、まさに貯まらない人のNG習慣。一回あたりは数百円でも、繰り返せば大きな金額になります。コンビニなどのレジまわりに置いてあるものをつい買ってしまう人も、貯まりにくい傾向があります。

また、小銭で支払おうとせず、すぐにお札を出す人は要注意。お札を出す人というのは、お財布が小銭でパンパンになっていて、たとえば5円玉が3枚とか1円玉が6枚とか入っている人。極端に言えば、貯蓄上手な人のお財布には500円玉は1枚、100円玉は4枚までしかない。小銭をきれいに使う意識がない人は、結局、貯まっている小銭をちょこちょこ使ってしまうので、貯まりにくいんです。

編集部 確かに、お札を崩すのは小銭を使うよりもハードルが高いので、衝動買いの抑止力になりますよね。お財布の使い方次第で、貯まる・貯まらないに大きな差が出るということでしょうか。

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