お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【今宵、川崎家にて。】彼のお世話がやめられないあなたへ

川崎貴子

これまで人生相談に乗った女性は一万人以上。経営者歴18年、プライベートでは結婚・離婚・再婚を経験した「女のプロ」・川崎貴子さん宅には、しばしば悩める女性たちが集うのだとか。酸いも甘いも噛みわけたセキララな恋愛&結婚トークに、そっと耳を傾けてみませんか?

ネット上で、その存在をまことしやかに囁かれる夜の川崎家。今宵も悩みを抱える働く女性が、“おみやげ”ボトルワインを片手にチャイムを鳴らします。

−−ピンポーン

「あら、若いお嬢さん。お上がりになって」

【本日のお悩み】なぜ私は、不満ながらも彼氏の世話を焼いてしまうのか?

「新社会人で多忙です。彼も同じように新社会人で、お互い会えるのは週に1回。私は実家暮らしなので、外でデートして彼の家に……というのがいつものパターンなのですが、彼の家は掃除や洗濯などが行き届いていないので、疲れていてもついやってしまいます。

最近では彼が外食も億劫がるので料理も毎週しているのですが、「彼女だからやってあげたい」という思いと、「同じように働いているのに不公平だな」という思いでいつも揺れています。彼と将来結婚もしたいし、女子力が低いとは思われたくはないし、どの程度が適正なのでしょうか?」(24歳女性)

社会に出ると突然「男女平等って嘘だったのね!」という経験を女性はいっぱいしますよね。

仕事だけじゃなくプライベートでも、彼のひとり暮らしが始まったり、結婚などが視野に入ったりした途端に、「うわ、不平等!」という常識が突如現れ、女性達を混乱させます。

私自身も24歳のとき、互いに結婚を考えていた当時の彼氏から、
「仕事は続けても構わないよ」
と突然言われ、困惑後に激高した記憶があります。

「私の人生なのに、結婚したら、働くことすら夫の許可が必要なわけ?」「ふざけるな!」
そんなこんなで結局破局したという過去が、今鮮やかに思い出され久しぶりに失笑致しました。

で、結論から言うと、「今の思いを抱えたまま、掃除洗濯料理などの通い妻サービスは、即刻辞めた方がいい」です。

次ページ>ひとり暮らしの男性の家なんて、汚くていい

次のページを読む

SHARE