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「YES」と言わせる交渉テク~相手をまずは座らせる

恋愛や仕事で、相手に「YES」と言わせたいとき、あなたはどんな風に相手に接していますか? 「あっさり断られてガッカリ……」なんて事態を防ぐためには、まず「相手を座らせる」ことが重要なようです。そこに隠されている人間の心理を紹介します。

【苦手な取引先と交渉……そんなときに使える心理テク「苦手な相手も、あなたのことが苦手」】

立たされるのは不快!

仕事でも恋愛でも、交渉は重要! どのように相手にアプローチするべきなのか……頭を悩ませる方も多いことでしょう。もちろん交渉には、「内容」が大切。しかしそれと同様に「環境」も重要だということを、ご存じですか?

交渉場所で相手と挨拶を交わしたら、まずは「座ってもらう」ことを意識してみてください。

実はジャニスという心理学者が行った実験において、「人は立たされたままでいると、不快に感じる」ということが分かっています。立ったままで交渉を行うことは、それだけで不利! 椅子やソファがある場所へと、相手を誘導しましょう。

固い椅子よりも……

交渉を上手く運びたいのであれば、相手にリラックスしてもらうことが重要です。このために用意したい椅子は、「固くてすわり心地の悪い椅子」よりも「クッションがきいた、柔らかいソファ」です。より相手の気持ちを解きほぐし、真剣に話を聞いてもらうことができるでしょう。

恋愛でも仕事でも有効なこの方法を、ぜひ試してみてください。

椅子+○○=最強!?

「より確実に、相手にYESと言わせたい!」という方には、「相手を座らせる」ことに加えて「ランチョン・テクニック」を使うのもオススメです。「ランチョン・テクニック」とは、「交渉相手と飲食をともにしながら話し合う」というテクニックで、おいしい食事のイメージが、会話の内容にもポジティブな影響を与えると言われています。

食事を共にするなら、相手を座らせることは一発でクリア! お店選びをする際には、「料理がおいしい」というだけではなく、「居心地の良いソファ席がある」ということも重視してみてくださいね。

自分の交渉術に自信が持てないときでも、このテクならば実践可能! ほんの少しの環境づくりで、交渉を上手く行かせる可能性をアップできます。相手をもてなす意識を大切にして、まずは椅子選びから、真剣に検討してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年08月02日に公開されたものです

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