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アラサーが結婚を考えるとき……女性の「いい年齢」「いい条件」「いい結婚」とは?

羽林由鶴

幸せそうな男女「30を過ぎると、女性の価値は一気に下がる?」……結婚を考えるとき、女性の年齢はとても重要だと思い込んでいる人は、男性にも女性にも多いです。特に女性はそのことが深い悩みになっている人さえいます。では、いい結婚をしたければ、できるだけ若いほうがいいというのは本当でしょうか?

■一人ひとり別の人

残念ながら、あなたを年齢だけで決めつける男性がいるかもしれません。その人は、同じ年齢でもいろいろな人がいることがわかっていないのです。きっと今までにさまざまな人とかかわる経験をしてこなかったのです。だからこんな当たり前なことに気づくことができません。

あなたは自分の年齢をガッカリする必要などありません。この男性は、人とかかわる経験が浅い未熟な人なのだと割りきりましょう。言い返しても彼の論理が返ってくるだけです。余計に腹立たしい気持ちになるだけです。無理してその人とかかわり続けることはありません。今後のかかわり方はあなた自身が決めてくださいね。

永遠のパートナーは、一生一緒に生きていきたいパートナーです。誰がどうあがいても毎年確実に年は取るものですよ。女性の年齢を賞味期限のように考える男性など、あなたのパートナーにしてあげる必要はありません。

■条件のいい結婚といい結婚生活はイコールではない

確かに、年齢が大きく意味を持つ場合があります。その代表は、プロフィールからスタートする結婚紹介所やお見合いです。そこではお互いにプロフィールでしか判断できません。男性の職業や年収、生育環境などが気になるように、女性の年齢はその人を表す一部として重要な意味を持ちます。

いい条件の女性には、いい条件の男性が多く申し込みをしてくるだろうということです。でもこれはあくまでもプロフィール上のいい条件です。いい結婚生活は、一緒に協力して幸せを作っていけるかです。プロフィール上のいい条件では確かめられないことこそが、必要なことだったりするのです。いい結婚生活を送れるかどうか、直接かかわってみないとわかりません。そこにお互いの年齢は関係ないのです。ゆっくり少しずつ信頼関係を作っていけるかを試してみるしかないのです。

■同じ所を楽しむ、ちがうところを楽しむ

あなたが何歳でも、彼が何歳でも、それを問題にしなければ、いい結婚生活を築けます。長く愛しあい、幸せに生きているカップルの共通点があります。それは2人の同じところ(共通点)を楽しむこと。また2人のちがうところ(相違点)を楽しむことです。そうすれば、お互いを尊重し認め合うことができます。

無理矢理に相手を変えようとしないということです。だからありのままのイキイキした2人でいられます。自分らしくいられることはストレスが少ないということです。自分らしくいさせてくれることで、「自分はパートナーから大切にされている」と思えるのです。自分を大事にしてくれるパートナーは、誰よりも大事な人だと思えます。だからパートナーのことを大事にします。お互いに相手を大事にしていれば、ずっと一緒にいたいと思わないほうが不思議ですよね。特別な努力など必要ないんですよ。

■今までの自分にも、優しくしよう

「今までの恋愛が適当だった」「今まで恋愛に興味を持てなかった」「そのうちなんとかなるだろうと思ってた」「急にまわりが結婚を決めて焦ってきた」などなど、今までの生き方や考え方を間違いだった、ダメだったなんて思わないでくださいね。過去の自分に対し、反省や後悔するくらいなら、ぜひ優しくしてあげてください。反省や後悔をしなくてはいけないような間違いをしている自分や、ダメな自分が今からいい結婚をしたいと考えても、どうせムリそうだと思いがちです。それよりも、今までのこともそれなりに認め、今から新しい一歩を踏みだそうとしているその気持ちや覚悟にもエールを送れる自分でいてほしいのです。それだけで未来のイメージは変わり前向きな気持ちで歩み出せますよ。

■羽林由鶴からのメッセージ

あなたが幸せにならない理由などありません。そう信じてみませんか?

(羽林由鶴)

※この記事は2014年07月23日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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