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あの会社の社名の由来、知っていますか?8社「HMV:His Master’s Voice」

毎日必ず目にするさまざまな会社の名前。皆さんは、そうしたよく目にする会社の名前の由来を知っていますか? 例えば『SONY』は、ラテン語で「音」を意味する「SONUS」(ソヌス)と、「坊や」などの意味の「SONNY」が社名の由来です。

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今回は、こうした有名企業の意外と知られていない「社名の由来」を紹介します。

意外と知らないあの会社の社名の由来たち

●『NTTドコモ』
携帯電話シェアナンバーワンの『NTTドコモ』。このドコモは、「Do Communications Over The Mobile Network」の頭文字をつづったものです。ちなみにNTTは、日本電信電話(Nippon Telegraph and Telephone Corporation)の略称です。

●『KDDI』
携帯電話のサービスブランド『au』を展開している『KDDI』。2000年に第二電電株式会社(DDI)と国際電信電話株式会社(KDD)、そして日本移動通信株式会社(IDO)の3社が合併し、現在の社名になりました。

当時はけっこう話題になりましたが、今の若い子たちは知らないかもしれませんね。

●『HMV』
レコード販売店グループの『HMV』。「His Master?s Voice」という蓄音機に耳を傾ける犬が描かれたマークの名前の頭文字が、社名の由来となってます。「His Master?s Voice」は『ビクター』のロゴとしても有名です。

●『ロッテ』
お菓子メーカーの『ロッテ』は、ゲーテの作品『若きウェルテルの悩み』に登場するヒロイン・シャルロッテにちなんだものです。ロッテのキャッチフレーズ「お口の恋人」も、シャルロッテをイメージしたものだそうです。

●『ブリヂストン』
世界的なタイヤメーカーの『ブリヂストン』。創業者の石橋正二郎の名字を英語にしたものというのは有名ですが、当初は石橋そのままの『ストーンブリッヂ』にしようとしたそうです。しかし、語呂が悪いことから「ブリッヂストン」と並び替えたのだとか。

ちなみに、同じくタイヤメーカーの『ダンロップ』や『グッドイヤー』も、人の名前が由来だったりします。

●『東芝』
「東京電気」と「芝浦製作所」という会社が合併してできた会社『東京芝浦電気』のブランド名が東芝(TOSHIBA)でした。これがそのまま企業名になったそうです。

●『シャープ』
同じく電機メーカーの『シャープ』。この社名は創業者・早川徳次が発明した金属性の「繰り出し鉛筆」、つまりシャープペンシルが由来となっています。繰り出し鉛筆が1916年に「エバー・レディー・シャープペンシル」という名前で発売され、その「シャープ」が後に社名となりました。

●『オートバックスセブン』
自動車用品店を展開していることで有名な『オートバックスセブン』。Appeal(アピール)、Unique(ユニーク)、Tire(タイヤ)、Oil(オイル)、Battery(バッテリー)、Accessory(アクセサリー)、Car Audio(カーオーディオ)、Service(サービス)というカー用品の頭文字を合わせて『AUTOBACS』となります。

最後のセブンは「AUTOBACSの6つの商品から、常にお客様のために第7の商品を探し続けるという理念」なんだそうです。

8つの会社の名前の由来をご紹介しましたが、皆さんいくつご存じでしたか? 「全部知らなかった」という人もいたのではないでしょうか。こうした企業の名前の由来は意外と面白いものです。機会があれば、日常生活でお世話になっている企業の社名の由来を調べてみるのもいいかもしれませんね。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2014年07月09日に公開されたものです

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