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夏菜、「恋をしていても、自分の時間を楽しみたい。自分を保つことは大事だと思います」

総合エンタメアプリ「UULA」が配信する恋愛ドラマシリーズの第3弾「奇妙な恋の物語 THE AMAZING LOVE STORY―」。フジテレビの人気ドラマ「世にも奇妙な物語」の脚本家が手がける、ちょっと不思議な3つのラブストーリーのエピソード1「縁切り神社」は、ダメ男ばかり彼氏にしてしまうOLが束縛の強い今カレと別れようと画策する物語。主人公・洋子を演じるのは、映画『GANTZ』シリーズやNHK連続テレビ小説『純と愛』でヒロインを演じた夏菜さんです。

最初に脚本を読んだとき、洋子について「すごくわがままな子だなと思いました」と振り返る夏菜さん。「幼稚で自分と向き合えていないし、彼のことも思いやることができない。高校生か? と思いました」とかなり辛口の評価。恋人・信一郎はイケメンだけど嫉妬深く、カッとすると手が出てしまうタイプ。そんな彼との生活に疑問を感じているのにキッパリ別れることもできない洋子は、ネットで見つけた「縁切り神社」を訪ね、そこで不思議な力を持つ『別れ水』と出合い、それを使って信一郎と別れようとします。

「恋もわかってないし、自分のこともあまりよくわかってない感じですよね、洋子ちゃんは。このドラマは信一郎との関係を通して、洋子が自分と向き合う物語でもあると思っています」

相手に振り回されるし、自分も相手を振り回す身勝手で幼い恋は「誰しも1回は経験するんじゃないでしょうか? 学生のときとか、そういうイタイ恋、ありがちですよね(笑)。25歳なので、もうその時期は抜けました。洋子という役は不思議と楽しく、やりやすかったです」と夏菜さん。

夏菜さん自身が誰かを好きになるきっかけは「本当に些細なこと。笑うタイミングが一緒とか。夢に向かってがんばっている人だったり、自分を持ってる人に惹かれますね。ブレない人」。ということは、ひと目惚れするタイプじゃない?

「昔はしてました(笑)。今は恋愛ばかりではなく、自分の時間を楽しめるようになりました。恋をしていても自分を保っていられることって大事だと思います。だから、相手も心が独立している人のほうがいい」

「奇妙な恋の物語」エピソード1『縁切り神社』より

恋の終わらせ方について聞くと、「ふることもふられることもあるけど、自分から切り出すときはストレートに言うタイプです」という答え。「それが一番相手を傷つけないと思うので。ふられるときの、何か変に泳がされているみたいな悲しさってあるじゃないですか。あれはつらいから。だったらサクッと言ってあげたほうがいいと思うんです」。この潔さは、女性ならではのやさしさかも。

そこまで思い切れない洋子が、ドラマの中で恋にどんな決着をつけていくのか、気になるところです。

「第1話だけを見ると、普通の恋愛ドラマかと思われるかもしれませんが、サスペンスの要素もあって、次がどうなるかがすごく気になる展開になっています。そこをぜひ楽しんでほしいです。最初は他力本願だった洋子や、DV気味の彼がだんだん成長して、お互いを思いやったり、自分と向き合うようになる姿は、見ていてかわいらしくもあり、歯がゆかったりもするけど、そこが一番見てほしいポイントかな。それぞれの内面が成長する部分を見てほしいなと思います」

●UULA オリジナルドラマ「奇妙な恋の物語―THE AMAZING LOVE STORY―」
エピソード1「縁切り神社」(7月3日より配信開始。全4話)
出演:夏菜、戸谷公人、渡部秀、桂ゆめ
監督:篠原哲雄
脚本:高山直也・半澤律子
※山本美月主演のエピソード2「恋するエスパー」は7月31日、佐藤江梨子主演のエピソード3「未来花火」は8月28日より配信開始
公式サイト:http://uula.jp/sp/kimyou

衣装協力:GRL

(冨永由紀)

※この記事は2014年06月30日に公開されたものです

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