ブックオフだけじゃない! フランス進出している意外(!?)な日本企業(総合編)
海外旅行中、町なかで見慣れたお店や商品を見かけたことはありますか? 今では当たり前のように世界中で取引されるブランドが増えました。トヨタ自動車などはその筆頭ですよね。ほかにもフランスに進出している企業は存在します。意外!?なところを見ていきましょう!
■パリっ子御用達! ブックオフ
パリのオペラかいわいにドドンと位置するのは、日本企業のブックオフ! あの古本を買い取ってもらったり、立ち読みしたりする光景が浮かんできますよね。日本企業のオフィスが多いオペラならではと言いましょうか。ちなみに開店時間は10:00~19:30まで。日本と異なり、深夜までの営業は認められていません。それでも仕事終わりに利用するお客さんが多そうです。
■日本のMANGAを発信中!
日本の「MANGA」輸出に欠かせない企業は小学館集英社プロダクション。同社の扱っている作品の翻訳・出版のほか、アメコミなどの海外コミックの取り扱いもしています。どんなにおもしろい作品があっても読んでもらえなければないものと一緒! 日々日本のマンガやアニメを世界に広めています。パリの「VIZ Media Europe」ホームページには「ハム太郎」や、映画「おおかみこどもの雨と雪」のビジュアルも。最新作も順次扱われています。
■農業大国フランスに日本のタネあり!
さて、フランスといえば広い国土と豊かな土壌を持つ農業大国。そこで大活躍している日本の企業といえば、サカタのタネ・タキイ種苗。サカタのタネでは野菜の研究開発が行われています。いつでも作りやすく、品質の高い種を作るためにはその国その国の気候や温度に合わせた育て方を開発する必要があります。そのため、フランスではフランスの土壌に合った種の研究が最先端で進められているのです。
■相模ゴム工業は何をしているの?
最後にご紹介するのは相模ゴム工業。何の会社かというと避妊具のコンドームを生産している会社です。フランスでもコンドームの販売をしています。「サガミオリジナル」は日本で初めてのポリウレタン製コンドーム。薄さと使いやすさが評価されていますね。フランスでも2002年からポリウレタン製コンドームの販売が始まりました。
ふだんメディアやニュースで大々的には取り上げられていないフランスの日本企業。たとえ目立たなくてもけっこうな数の企業が海外進出を見据えて展開しています。おなじみの日本製品が目に触れる機会はこれからもっと増えそうですね!
(ファナティック)
※この記事は2014年06月29日に公開されたものです