人工知能に大好きな人の意識を入れて残したい? 70%が「いいえ」 ―「悲しみが増す」「不気味」
トーキョー女子映画部は、10~60代の212名を対象に「科学技術の進歩、人工知能」に関するアンケートを実施した。
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これからもまだ科学は進歩すべきだと思うか尋ねたところ、56.6%が「まだまだ進歩すべき」と回答した。42.0%は「ワクワクする部分もあるが、これ以上は不要だと思う分野もある」と回答。「もう進化しなくていい」は、わずか1.4%に留まった。25歳未満は、66.7%が「まだまだ進歩すべき」と、全体よりも10ポイント高い回答率となっている。
最愛の人がどんな状況でもなるべく延命したいと思うか尋ねると、「いいえ」(77.4%)が「はい」(22.6%)を大きく上回った。最新技術で人工知能に最愛の人の意識をインストールして残せるとしたら、実行したいと思うか尋ねたところ、この問いでも「いいえ」(70.3%)と回答した人の方が「はい」(29.7%)よりも2倍以上多かった。
人工知能に意識をインストールして残したいと回答した人からは「どんな形でも覚えていてほしい(30代)」「肉体は問題ではない(20代後半)」、残したくないと回答した人からは「悲しみが増す(30代)」「人工知能はなんだか不気味(20代)」といった声が寄せられた。
(エボル)
※この記事は2014年06月26日に公開されたものです