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ミーティングの生産性を上げたかったら、立ったままで!「参加者の創造性が上がる一方で対立も減る」

ミーティングを立って行うことで、会議時間の短縮化が可能になるなど、これまでにも利点が指摘されてきた「スタンディング・ミーティング」。今回米ミズーリ州のワシントン大学が行った調査では、参加者の創造性が上がる一方で対立が減るなど、新たに様々なメリットが明らかに!

【実力以上に仕事をはかどらせるためには?「複数人での仕事は能率性が高い」】

調査を率いたアンドリュー・ライト氏は「企業は、できるだけ座りっぱなしのオフィス環境を避けるようにするべきだ」と話し、座りっぱなしの状態が様々な健康リスクを生むという研究結果が増える中、オフィスからイスを取り除くという低コストな方法で健康効果が望めるとしています。

今回は、「共通の目的を持ったグループの共同作業の結果にどのような影響をもたらすかが知りたかった」とのことで、被験者たちの興奮したときの体の反応、生理学的な覚醒度合いを測るため、彼らの腕に小さなセンサーを付け(人は興奮したときに足と手の汗腺付近の湿度が上がるため)、グループミーティングを行ってもららいました。

この結果、立ったままでミーティングを行ったときにはより生理学的な興奮度合いは高かった一方、アイデアに対して柔軟になり、自分のアイデアに固執することが少なかったとのこと。加えて、より多く情報共有にもつながったとか。

同氏は、オフィスのイスを減らす一方で、ホワイトボードを増やすようにすれば、ブレインストーミングや共同作業をより活発化させる、としています。

終日立ちっ放しはつらいとしても、少しでも社内で立っている時間が増えれば、腰痛対策にも効果あり?今度のミーティングはイスを除いて行ってみてはいかがでしょうか?

Want to make your meetings more productive? Chuck out the chairs and stand, say scientists
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2657522/Want-make-meetings-productive-Chuck-chairs-stand-say-scientists.html

※この記事は2014年06月20日に公開されたものです

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