「バゲットにはヌテラ!!」フランスでチョコのかわりに塗るものって?
フランス人が何気なくパンに塗っている茶色いもの。チョコレートソースかと思っていたらそれは間違い。フランス人が塗っているものはとにかく「ヌテラ」です! ……ヌテラって、なに?と思ったあなたは引き続きお読みくださいね!
■ヌテラとは?
フランスで広く普及しているヌテラは、チョコレート風味のスプレッド(塗りもの)。あくまで風味であってチョコレートとは別物です。主な材料はヘーゼルナッツですから、ココアを混ぜたピーナッツバターのような位置づけ。そう思うと、パンにたっぷり塗っているのも自然に感じるのではないでしょうか。
■トッピングには、チョコレートではなくヌテラ!
フランス人はチョコレートではなく、ありとあらゆるスイーツのトッピングにヌテラを使います。もともと甘みのあるクレープしかり、ワッフルしかり。相当なお気に入りのようです。ちなみに多くのフランス人が、ヌテラはフランスのものであると勘違いしていますが、ヌテラとは、イタリアのフェレロ社の登録商標。総称は「チョコレートスプレッド」となります。
■もっと知りたい? ヌテラのこと
フランス人の心をつかんでやまないヌテラの人気は、欧米諸国でも同じ。大きな瓶詰のタイプがよく売れているそうで、イタリアの男の子に好きなもののアンケートをとると、母親の次にヌテラが来るんだとか! 子どもっておいしいものに敏感ですよね。
■日本でも売っていました
さて、そんな大人気のヌテラ。日本では、かつて「キユーピー」が取り扱いをおこなっていたくらいで、現在でも輸入食品を扱っている店ではよく並んでいるようです。あなたは日本で見かけましたか?
スイーツにうるさい(!?)フランス人もとりこになるヌテラ。知っておいて損はないかもしれませんね。
(ファナティック)
※この記事は2014年06月19日に公開されたものです