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台湾の名店から唯一出店が許された肉まん屋がある件について―世田谷『鹿港』

台湾中部の観光地『鹿港』(ルーガン)に、『振味珍』(ゼンウェイゼン)という名前の肉包(ローパオ・肉まん)のお店があります。『振味珍』は、「鹿港を訪れた人は必ず立ち寄る」といわれるほどの超人気店なのですが、その味は門外不出のため、海外出店はまず認められないそうです。

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しかし、そんな門外不出の味が、なんと東京の世田谷で味わえるのです。

世田谷で堪能できる本場台湾の味

門外不出の『振味珍』の味が楽しめるのは、東急世田谷線上町駅から歩いて2分のところにある『鹿港』というお店です。そう、先ほど紹介した観光地の名前が由来となっているのです。『振味珍』の味に感動した店主が、何度も『振味珍』に通うことで修業の許しをもらい、修業の末ついには日本での出店が許されたそうです。

世田谷通り沿いに位置するお店には、毎日多くの人が肉包を買いに並んでいます。休日ともなると、行列ができるほどです。

では、そんな行列ができるほど人気の『鹿港』の肉包、どんなものなのかご紹介します。

●肉まん(肉包) 1個:160円[税込]
看板メニューともいえる肉包。中のあんは、豚肉と台湾油ネギだけを使ったシンプルなもの。お肉がギュッと詰まっていて、濃縮された「肉のうま味」を感じます。上等な肉団子のようです。肉のうま味と皮の甘みが堪能できるよう、味付けは薄めです。

食べ飽きないので、女性でも2個は余裕で食べられるでしょう。

●餡饅 1個:130円[税込]
日本人はおなじみの「あんまん」です。中のあんは黒ゴマ入りのこしあん。上品ですっきりとした甘さです。皮の甘みとのバランスが最高です。メインで食べてもよし、他の肉まんを食べた後のデザートとして食べてもよしです。

●饅頭(まんとう) 1個:80円[税込]
饅頭は中に具の入っていない、中華蒸しパンです。具が入っていない分、むっちりと甘い生地の味を存分に楽しめます。そのまま食べてもおいしいですし、中華料理と一緒に楽しむのもアリです。

●黒糖饅頭 1個:90円[税込]
饅頭の生地に黒糖を加えたものです。黒糖入りといっても、そこまで甘みは強くなく、すっきりとした味です。黒糖の香ばしい風味が、なんだか学校給食を思い出させます。

●カレー肉まん 1個:170円[税込]
肉包の具に、タマネギやレンズ豆を加えてカレー風味をつけたものです。コンビニなどで売っているジャンクな味付けのカレーまんにはない、「本場のカレー感」があります。肉包と一緒に買って食べ比べてみるのも面白いですね。

●辛口肉まん 1個:175円[税込]
期間限定で販売されているものです。肉包の具にニラや春雨、そして少量のトウガラシなどが入っています。辛口といっても、「辛い!」というものではなく、マイルドな辛さが楽しめる逸品です。数量限定なので早めの時間に買いましょう。

現在はこの6種類が販売されています。台湾の人気店の門外不出の味を、ぜひご賞味ください。

鹿港(ルーガン)公式サイト
http://www.lu-gang.com/

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2014年06月15日に公開されたものです

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