「出産前後での生活の変化」―父親の62%、母親の74%が「自分の時間が減った」
リクルートライフスタイルは、2歳までの子どもを持つ全国の20~49歳の男女各2,000人を対象に、「出産・育児に関する実態調査」を実施した。
【「結婚よりも仕事に生きようと思って」結婚しない人の本音とは?】
「出産前後での生活の変化」について聞いてみると、父親の62%、母親の74%が、「自分の時間が減った」と答えており、配偶者よりも自分にその傾向があるという意識が強い。
その一方で、相手側(特に「妻」の側)から見ると、配偶者の「自分の時間」や「友達づきあい」は、本人が思っているほど減っているように見えていないことがわかった。
また、「キスの回数」は5割から5割強、「エッチの回数」は6割超から7割が「減った」と回答している。
「夫が関わっている家事・育児」について聞いてみると、家事については「ゴミだし」「風呂場の掃除」「食事の後片づけ」、育児については「オムツ交換」と「赤ちゃんをお風呂に入れる」が上位に挙がった。
父親の95%が「なんらかの家事に関与している」と認識しているが、母親から見た「父親の関わり度合」は87%で、ここでも本人と配偶者の認識の差が見て取れる。
「妻が夫に望むこと」については、「自分一人の時間をもっと持たせてほしい」がトップに挙がった。対して、「夫が妻にしてあげたいこと」では「妻にねぎらいや、いたわりの言葉をかけてあげること」がトップに挙がり、「妻との精神的なつながり」を気に掛ける夫と、「具体的な行動」を求める妻の意識のズレが明らかとなった。
※この記事は2014年06月13日に公開されたものです