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伝統とトレンドが融合した味噌ラーメンのニューテイスト―来年5月まで限定オープンの「どさん子 銀座0号店」

スープのからみもいい平打ち縮れ太麺使用の「赤練」780円

「札幌ラーメンどさん子」といえば、1970年代に札幌ラーメンの全国的なブームを巻き起こしただけでなく駅前からロードサイドまで広範囲に店舗展開し、ファミリー層まで含めたラーメン文化の普及に大きく貢献したブランドだ。

【【ラーメン】飲み干せる辛旨スープは絶対一度は食べたい!―「麺屋どうげんぼうず」の「辛そば」780円~東京都笹塚】

40代以上の世代にとってはなじみ深く、子供のころの外食といえば「どさん子」という思い出あるブランドだが、10~30代の若年層へのアプローチは若干鈍化傾向にあるという課題をクリアするため、「博多一風堂」とパートナーシップを組んで5月9日から1年間の期間限定でオープンしたのが『どさん子 銀座0号店』。

キャッチフレーズは「創業53年、次の50年への新たな一歩」だ。

●懐かしさをそのままに“いまのテイスト”でリブランディング

“0号店”という命名にも決意のこもったリブランディングプロジェクトで展開するのは、味噌ラーメン2品と醤油ラーメン、塩バターラーメンの4種類。もっとも、どさん子といえばやはり味噌。プロジェクトのプロデューサーである小川剛氏(力の源パートナーズ・社長)も、「テーマは新たな“味噌のどさん子”を発信することです」とキッパリ。

「赤練」「白練」(各780円)と2種類の味噌ラーメンをメインに据える。

「赤練」で使う味噌だれは、どさん子伝統の北海道産赤味噌「紅一点」をベースにワインとフルーツなどを隠し味にした新調製。ほんのりと甘みが後を引き、これに豚骨白湯と和ダシを基本にした一風堂テイストのスープを合わせることで、濃厚な中にもキレのある味わいとなっている。

「昔懐かしいどさん子のイメージを受け継ぎながら、一風堂のノウハウで“いまのラーメン”として表現できないかということです。そのため、中華鍋で野菜を炒めて味噌だれとスープを合わせて仕上げるというやり方も変えました。

どうしても仕上がりが油っぽくなってしまいますから」(小川プロデューサー)。

そのため、具材も炒め野菜ではなく刻みキャベツをあしらい、ピリッと山椒の効いた香り高い山椒挽き肉をトッピングすることで、味噌スープも食べ進むごとの変化が楽しめる。
●6月からの限定商品で味噌の可能性を追求

「6月からは味噌をテーマに月替わりで限定ラーメンも販売します。第1弾はピリ辛の味噌ラーメン。7月には冷やし味噌ラーメンを予定しています。懐かしさと新しさを兼ね備えたどさん子の魅力を、ぜひ味わってください」と小川プロデューサー。

女性には麦味噌をベースにした白味噌仕立ての「白練」が、ほんのりした甘みとマイルドな口当たりで人気となっている。

【店舗データ】
店名:どさん子 銀座0号店
所在地:東京都中央区銀座3-8-4 新聞会館 1F
営業時間:11:00~23:00(22:30ラストオーダー)
定休日:無休
HP:なし
メニューはすべて税込価格

【その他メニュー名 価格】
・つたや中華 正油630円・つたや中華 塩バター680円
・トッピング:半熟塩玉子100円、バターコーン200円ほか

※この記事は2014年06月04日に公開されたものです

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