お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

マンガ版『枕草子』が“共感できる”と人気!? 女の本音あるある10選

清少納言が書いた「枕草子」と言えば、学生時代に古典の授業で習った……くらいの記憶にしかない人もいるのでは? でも実はその内容を読み解いていくと、1000年以上も前に書かれたものとは思えないほど、現代女子が共感できるエピソードが多数! 女同士の本音と建前、恋人との駆け引き……そんなポイントを、マンガを使ってやさしく・おもしろく・わかりやすく紹介しているのが、イラストレーター・小迎裕美子さんの著書『本日もいとをかし!! 枕草子』。しかも、発売してすぐに重版が決まるほど、女子のツボをついている人気書籍なんだとか。そこで、この本の中から「うん! うん!」と女子なら思わず頷いてしまうような共感ポイント10個をピックアップして紹介します。

1.「イケメンなお坊さんの説法ならありがたさも増すけど、ブサイクな人のは……」
→上司・同僚に置き換えたら、「ああ!」とピンとくる人もいるはず。

2.「付き合っていることを隠している相手の声を思わぬところで聞いたり、他人がその人の話題をするだけでもドキドキする!」
→特に社内恋愛など秘めた恋をしている人なら、より共感できるのでは?

3.「深い仲になった男が何気なく元カノのことを褒めるなんてムカつく」
→やめてほしい女子は多いはず。

4.「美人でできた女を捨てて、全然かわいくない女を妻にする男の気持ちがわからない!」
→永遠の謎です。

5.「大した歌でもないのに、自分で自分を褒める女にイラッとする」
→ここで言う「歌」とは「和歌」のことですが、例えば、仕事やモテ自慢……などなど、自信過剰な女にイラッとした経験のある人もいるのでは?

6.「人を羨んだり、泣き言、愚痴、うわさ話が大好きな女から、根掘り葉掘り自分のことを聞かれても意地悪して答えないでいると、あとで悪口を言われる……、という面倒くさい女にイラッ!」
→会社にひとりはいそうな関わりたくないタイプの女子ですよね。

7.「『この歌センスがいい!』と思ってメモしていた歌を、身の程をわきまえないゲスな女が気軽に詠い、アイツとセンスがかぶってしまったなんて、情けない。しかも、そんな女が身分のいい男をかなり評価しているのを見ると、その男まで株が下がったように思える」
→だいぶひねくれている気もしますが、「ぶっちゃけ、そう思うときもある!」という人も少なからずいる気がします。

8.「当日まで余裕があると思ってのんびりしていたら、いつの間にか前日で準備に焦る……」
→例えば、仕事の締め切りなど、働く女子なら「ある、ある」と頷く人が多い気がします。

9.「うわさ話をしていた背後に本人がいて、『ヤバッ!』と思った」
→心霊系の怖い話並にゾッとしますよね。

10.「舅に褒められる婿も、姑にかわいがられる嫁も、終わりまで続く女の友情も、ない!」
→き、厳しいけど、そうかも……。

ほかにも頷けるエピソードが多数。しかし、まさか『枕草子』がこんなに女子にとって共感できるポイントが多い内容だったとはビックリ! もしかしたら、女子の本質って1000年以上前から変わっていないのかもしれませんね。

参考文献:小迎裕美子、清少納言 著『本日もいとをかし!! 枕草子』(KADOKAWA メディアファクトリー)

(戸川光里)

※この記事は2014年06月04日に公開されたものです

SHARE