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子どもにスマホ使わせてる!? 不安1位は「視力や姿勢などの悪影響」、期待1位は「楽しく勉強できる」

子どもの情報機器の利用状況

「博報堂こそだて家族研究所」は、20から40代既婚女性で妊娠中~12歳の同居する子供(長子)を持つ1079人を対象に、子どものスマートフォン等の「デジタル情報機器への接し方」を調査し、レポートとしてまとめた。

【やっぱり使わせちゃダメ!? スマホが子どもの成長に及ぼす悪影響5つ】

約3割の家庭で子どもにスマートフォンを使わせている

子どもに使わせている情報機器は「スマートフォン」が30.1%、「スマートフォン以外の携帯電話」が13.7%、パソコンが45.7%、タブレットPCが16.4%だった。スマートフォンについてはその他の情報機器と比較して、子どもの年齢が低い時の使用率が高かった。一方で、小学生に入る7歳以上になるとパソコンの使用率が高くなり、10歳から12歳では
77.9%と8割近くが使用していた。ただし、「親の許可があるときのみ使ってよい」としている人が大多数派となった。

3割以上の子どもが情報機器で通話や無料動画を見ている

子どもの情報機器の使い方については、1位の32.8%が通話、2位の31.9%が無料動画という結果となった。ただし、長子年齢によって結果が異なり、10歳から12歳だとネット検索をしている子が53.4%と最も高くなる。「知育・教育系アプリ」については4歳から6歳の子どもの使用率が高く、24.5%であった。

子どもが情報機器で行っていること

子どもと情報機器。不安に思うママは55.8%。

半数以上のママたちが、子どもの情報機器の使用について「悩んだり、不安に思うことがある」と回答。内容としては67.1%が「目が悪くなる、姿勢が悪くなるなど身体の発育・成長への悪影響」を心配しており、また低年齢のうちは、情報機器を与える時期などについて悩んでいることがわかった。年齢が高くなると、「有害情報へのアクセス」「ネット上の友人とのトラブル」などの悩みが高まる様子が伺えた。

子どもに情報機器与える上での悩みの内容

期待することは「楽しく勉強できる」「知識の幅が広がる」など

情報機器の使用によって期待していることは、33.1%が「楽しく勉強することがで
きる」、29.3%が「情報機器を使いこなせるようになる」、28.8%が「知識の幅が広がる」となった。不安と同時に期待も持っている状況がわかった。

子どもと情報機器の関係について、「期待していること」

※この記事は2014年05月23日に公開されたものです

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