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欧米はオーラルケア方法を歯科医院で学ぶのが一般的、日本は自己流が4割

これまでに歯科医院で受診した診療科目

ライオンは、「予防歯科」の考え方が根付くアメリカ・スウェーデンと日本の3カ国においてオーラルケアに関する意識調査を実施した。調査対象は15~69歳の日本人・アメリカ人・スウェーデン人の男女計3,600サンプル(日本人1,200、アメリカ人1,200、スウェーデン人1,200)。

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日本は「治療」、欧米は「予防」目的で歯科医院へ行く

歯科医院での診療科目について、日本は「ムシ歯治療」が66.6%と最多だったが、欧米では「歯の健康状態の診断」(アメリカ:64.5%、スウェーデン:70.4%)が最も多かった。その他の項目でも、欧米では「スケーリング」や「歯のクリーニング」など、歯や口のトラブルを予防するための受診が日本よりも多い傾向にあった。

オーラルケア方法を欧米では「歯科医院で学ぶ」

オーラルケアについて、日本では自己流という人が41.3%と最も多かったが、欧米は半数以上が「歯科医師から得た情報を参考としている」(アメリカ:51.3%、スウェーデン:61.3%)という結果に。歯科医院での指導について、「ブラッシング」は日本では48.7%あったが、「デンタルフロスや歯間ブラシ等による歯間清掃」の指導は、日本は36.5%に留まり3カ国で最も少ないことがわかった。一方でスウェーデンは、7割以上の人がデンタルフロスの使い方まで指導を受けた経験があった。

歯科医院でオーラルケアに関する指導を受けたことがありますか?どこで受けましたか?

「予防歯科」はデンタルフロスの使用で差がつく

デンタルフロスの使用率は、欧米では半数以上、日本は19.4%と低かった。また、現在の歯の状態を歯科医師から見た場合の点数について聞くと、デンタルフロス使用者の方が自分の歯に自身をもっていることが伺える結果となった。日本で予防歯科への取り組みの程度について聞いたところ、デンタルフロス使用者が50.5%に対し、非使用者が20.3%と、デンタルフロスの使用を通じて「予防歯科」を実践していると意識している人が多い傾向がわかった。

現在の歯の状態は歯科医師から見て何点をつけられると思いますか(100点満点)

※この記事は2014年05月23日に公開されたものです

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