お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

従業員のモチベーションがアップするテク3つ「まずは方向を明確に」「ほめるに集中」

どんなに注意しても同じ失敗ばかり繰り返す従業員や、何度お尻をたたいてもヤル気を見せてない従業員に悩まされていませんか?こんなときは、従業員のモチベーションがアップするこんなテクを試してみてください。

【8割が働くモチベーションは「給料」と回答。若年層ほど金目的で働く傾向に】

まずは全員をどこへ向かわせるのか、方向を明確にしよう

従業員のモチベーションアップをはかるには、従業員を見守り、励まし、導いてくれる仲間や上司たちの存在が必要不可欠です。そして同様に大切なのが、同じ目標を持ち、切磋琢磨(せっさたくま)しあえる仲間、ライバルの存在です。

この2つの存在、見守る仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しあえる仲間を作るには、全員一丸となって取り組める目標を作ってあげるのが一番効果的。

全員で取り組める目標があれば、自然と協力し合う心やライバル心に火がつきやすくなります。まずは全員で取り組むべき目標を作って、それを全員で達成するように協力を求めてみましょう。

ひとりひとりの成長を意識し、ほめることに集中しよう

全員で目標を達成しようとすると、どうしても起こりがちなのが、その取り組みに対する真剣さやスピードに差が生まれてしまうことです。ここで大事なのが、ずるや意地悪で人の足を引っ張るような人でないなら、ゆっくりしか動けない人、目的を達成しようというモチベーションがない人を差別して、ことさらに注意したりしかったりしないということ。

モチベーションはしかられるよりも、ほめられることでアップしやすいからです。

他の従業員と差別化したいなら、優秀な人は優秀さに見合うよう大きくほめ、それなりの人は「以前より成長した点」や、「オリジナリティー」をほめていきましょう。

位置づけ、役割づけを明確にしよう

モチベーションが低い人は、「仕方なく仕事に取り組んでいる」という意識が、なかなか抜けないことがあります。自分なんてと自己卑下意識が抜けていなかったり、もしくはお金がもらえるなら仕事なんてなんだっていいと、割り切っていたりすることがあるからです。

そんな従業員たちのモチベーションをあげるには「ここにいる意味」を理解させることが大切。位置づけ、役割づけを明確にして伝え、その上で「そのポジションにいる責任」を感じてもらうようにしてみましょう。役割やポジションが明確になり、守るべき責任ができると、自然と「それを守ろう」というモチベーションが沸きやすくなります。

従業員それぞれの個性にあわせた対策をとるのも大事ですが、ひとりの上司ができることには限界があります。まずはモチベーションがあがる仕組みを作り、お互いにモチベーションアップができる関係づくりができるよう、後押しをすることから始めてみましょう! きっと生き生きとした仕事場が作れるはずです。

※この記事は2014年05月15日に公開されたものです

SHARE