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自分を見るメガネ-「JINS MEME」2015年春に発売。「疲れ」・「眠気」を可視化するアイウエア

JINS MEME(ジンズ・ミーム)ウェリントンタイプ

ジェイアイエヌは、アイウエアブランド「JINS」(ジンズ)より、三点式眼電位センサーをアイウエアに搭載したセンシング・アイウエア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を2015年春に発売する。

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同商品は「自分を見る」をコンセプトに、約4年の歳月を費やして開発した。眼球運動にともなう眼の周りの電位差を検出する「三点式眼電位センサー」(特許出願中)を用いて、ユーザーの「目の疲れ」の割り出し、「眠気」の察知も行う。また、フィットネスシーンで活用できる、歩数カウントや活動量の計算などを行うことができる。

「三点式眼電位センサー」は、産学共同での技術開発によりアイウエアにも応用可能なものとして、世界で初めて成功した。アイウエアの特性を活かし、鼻パッドと眉間部分から検出される眼電位により、八方向の視線移動とまばたきのリアルタイム測定ができるという。

取得したリアルタイムデータは、スマートフォンの専用アプリケーションを通じて、3つのシーンに応じて表示される。オフィスシーンでは、自分がどれだけ疲れているかを、JINSが独自に開発した疲労指数「me(ミー:Mental Energy)」を通じて可視化。オフィスなどでの疲労を常にマネジメントできるようになる。

ドライブシーンでは、眠気をキャッチする機能を付けるため、芝浦工業大学・加納先生との共同研究を進めて、独自のアルゴリズムを構築。ドライバーの眠気の兆候を事前に察知し、アラートする機能の構築を目指している。

また、頭部の動きは、他の体の部位に比べ、重心や体軸など重要な体の動きを反映するという。フレームに内蔵された六軸(加速度・角速度)センサーにより、頭部の微細な動きをキャッチし、歩数カウントや活動量の計算を行う。

さらに専用のアプリにより、ランニングや歩行中の体の傾きやブレをリアルタイムに把握できるため、「体軸」や 「体幹」を意識した最新のトレーニング理論を手軽に実践することも可能となる。

同商品のデザインには、数々のプロダクトデザインを手がけたSWdesignの和田智(わだ さとし)氏に監修を依頼した。日常的に使用することのできる造りだが、テクノロジーと機能性も持ち合わせたデザインとなっている。

JINS MEMEは、2015年春に発売予定。商品価格は未定。商品詳細は、公式サイトで案内している。

※この記事は2014年05月14日に公開されたものです

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