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連日行列!ふわとろ食感の「スジモダン」が大人気の大阪発「きじ」丸の内店

ふわふわ生地に半熟卵と焼きそばが絡み合う「スジモダン焼」(ランチタイム1,240円、17時~1,320円)

「お好み焼きは関西に限る!」という声を、周りでよく聞く。関西出身の友人たちによると、東京にはなかなかないような絶品のお好み焼きを出すお店が、関西には多数あるとか。関西のお好み焼きって、ホントにそんなにおいしいの?

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そんな疑問を感じていたとき、本場大阪の有名店が東京に出店しているという噂をキャッチ! オープン以来、食べログでも安定して高評価を集め、連日行列ができるというそのお店、「お好み焼 きじ」丸の内店を取材した。

●えっこれがモダン焼き!?
こちらのお店の人気メニューは、牛スジ入りのモダン焼きである「スジモダン焼」(ランチタイム1,240円、17時~1,320円)だそう。モダン焼きって、要するに焼きそば入りのお好み焼きだったよね……と思い出しながら、この「スジモダン焼」をオーダー。

しばし待った後、「スジモダン焼」が登場。ソースで覆われた、厚みのある生地。そこかしこにチラチラと焼きそばがのぞいている。アツアツのところをいただくと、ふわっとした生地の中から、焼きそばと、とろりと見事な半熟状態の卵が……! だしの風味と、甘めのソース、牛スジとの相性も絶妙だ。

まるで、ふわとろの和風オムそばといったところ。……あれ、モダン焼きってこういう食べ物だったっけ?

店長に聞くと、この店のモダン焼きは、「焼きそばをだしと卵でとじあわせて焼いた独自のもの」で、「卵の半熟具合にはかなりこだわっています」とのこと。生地に焼きそばが入った一般的なモダン焼きとも、もちろんお好み焼きともまったく違う、新食感の食べ物なのである。

●関西ならでは? 「+ごはん」という食べ方も!
ちなみにランチタイムには、サイドメニューとしてサラダ(300円)、ごはんセット(160円)をオーダーすることも可能。男性客はもちろん女性客でも、ごはんセットを注文する人が多いのだとか。

お好み焼き類にごはんという組み合わせには少々違和感があったが、たとえばこの「スジモダン焼」なら、味つけもしっかりめだし、オムレツ的なおかずとしてごはんを食べるのもアリだと思う。

そのほか、牛スジと生地を焼き上げた上に、ソースと卵、たっぷりのネギをトッピングした「スジ焼」(ランチタイム1,000円、17時~1,110円)も人気。ランチタイムは行列ができるほどだが、平日なら13時をすぎると比較的空いていることが多いと言う。

夜は夜で混み合うが、遅い時間になると飲みのお客が多くなるので、あまり待たずに食べたいなら、17時~18時が狙いめ。

「私たちは、ひとつひとつのお好み焼きを『作品』だと思って焼いています」と店長。東京の人々も虜にした、ふわっと空気を含んだ焼き具合は、丁寧な仕事と熟練の技のたまものと言える。家で作るお好み焼きや、みんなでワイワイ焼いて食べるお好み焼きだってそれなりにおいしいが、たまにはこんなお店でプロの味を堪能したい。

【店舗データ】
店舗名:お好み焼き「きじ」丸の内店
所在地:千代田区丸の内2-7-3東京ビルB1
営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00(22:00ラストオーダー)
定休日:不定休あり

【その他メニュー】
各種お好み焼1,000円~

※この記事は2014年04月27日に公開されたものです

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