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同僚や後輩が先に昇進してしまったら「他人の成功を喜ぶ」

かつてのスタンダードだった「年功序列」は崩れ、「実力主義」が主流となりつつある今の日本社会。周りの同期や後輩が自分よりも先に昇進してしまう、なんてケースも増えているんだとか。今回は、そんな「面白くない」立場になったときに、腐らずに済む方法をご紹介します。

【しなやかに生きる~異動・昇進でショックを受けないための10カ条~】

正しい反応は「他人の成功を喜ぶ」こと

同じフィールドで戦う仲間が、自分を超えて昇進してしまったとき、「面白くない」と思うのはごく自然な反応です。悔しさ、嫉妬、憤り、失望、不安など、さまざまな負の感情が出てくるでしょう。しかし、ネガティブな感情は時に不適切な行動を生み、自分にも周りにも不利益をもたらす恐れがあります。

この場合、社会人として取るべき正しい行動は、昇進した相手の成功を喜ぶこと。面白くなくても、一度深呼吸をして、仲間に「おめでとう」と声をかけましょう。世の中は、良くも悪くも「引き寄せの法則」で動くもの。謙虚な姿勢を保っていれば、きっと自分にも良い結果がついてきますよ。

腐ってしまったら、負けだと思おう!

一度昇進で先を越されたからと言って、そこで人生すべての勝負がついたわけではありません。しかし、グダグダと文句を言うだけで腐っていたら、それこそゲームオーバー。「ここが踏ん張りどころ!」と気合を入れ、次の昇進で勝てるようにがんばりましょう。

一生懸命やれば、誰かが必ず見ていてくれます。それに上司はきっと、うまくいかなかったときにあなたがどう動くかを、こっそりチェックしているはず。悔しくても「腐ったら負け」と心得て、前を向くことが大切です。

これを機に、自分を見つめ直そう

「自分だって頑張っているのに、どうして……?」と、納得がいかない気持ちも分かります。ただ、もしかしたら、自分の主観的な評価が、周りの客観的な評価からだいぶズレているのかも……。また、単純に「努力のやり方を間違えている」という可能性もあります。

まずは他人が昇進した理由・あなたが昇進できなかった理由をできるだけ客観的に分析し、自分を見つめ直すキッカケにしてみてください。ひょっとするとそれが転機となって、数年後にはあなたが一番の出世頭になっているかもしれませんよ。

人生、思い通りにいかないことはたくさんあります。ちょっと1回つまずいたくらいで、自分を腐らせてしまうなんて、もったいない! たとえ昇進で少し後れをとったとしても、その結果を謙虚に受け止めつつ、悔しさをバネにしてさらなる飛躍を目指しましょう。

※この記事は2014年04月23日に公開されたものです

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