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あんなに仲よしだったのに! 学生時代の友人と疎遠になった理由4選

環境が変われば人も変わるもの。学生時代の友人とは、社会人になってからめっきり疎遠になったという人も多いかもしれません。学生時代の友人は、やはり長く付き合えない運命なのでしょうか? 働く女性に「学生時代の友人と、付き合いづらくなった経験」について聞いてみました。

Q.学生時代からの友人について、「付き合いづらくなったな」と感じることはありますか?

「ある」58.5%
「ない」41.5%

■学生時代の友人とは、時間が合わずに疎遠になった

・「生活のリズムがちがうから。学生時代のときは時間がたくさんあったから、すぐに遊べたけど社会人になったら時間を作ることか難しくなった」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

・「時間を合わせるのが大変。人数が多いと誰かしら時間の合わない人が出てくる」(24歳/小売店/販売職・サービス系)

入った会社によっては、出社や退社、休日が異なってくることも多いもの。学生時代の友人に限らず、そのほかの友人でも、自分の生活リズムに合う人でなければ、自然と疎遠になってしまいます。

■結婚・出産を機に、学生時代の友人とは疎遠に

・「誘いづらくなったから。子どもができた友人。お昼じゃないと会えないし、夜はご飯も行けない」(30歳/金融・証券/事務系専門職)

・「会うときに必ず子どもを連れてくる。落ち着いて話ができないから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「子どもができて以前のように気軽に遊びに誘えなくなったから。遊びに行くにしても友人の夫や親、義両親に子どもの面倒をお願いすることになるので、早々に切り上げなくてはならないことが多くなりました」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)

友だちが結婚・出産したという方、自分が結婚したという方。ともに、自分の境遇とちがう人生を歩んでいる人は「誘いづらい」と感じるとか。結婚や出産は、それだけ女性にとって大きな転機だということなのかもしれません。

■職種がちがうと、考え方がかみ合わなくなってくる

・「職場や環境のちがいで、話がかみ合わなくなったから。総合職でバリバリ働いてる友人から、『事務職のあなたは暇でいいわね。こっちは仕事のストレスでクタクタよ』などと言われたので、仕事でがんばっている彼女にかける言葉が思いつかずに、付き合いづらさを感じた」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「社会人経験が長くなり、職種がちがうと考え方がちがってくる。その職場のカラーに染まっていて、業界用語を多用するので、話がよくわからない」(31歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)

学生時代の友人が抱えている「今」。その「今」を分かち合えないと、どんどんすれちがいが生まれてきます。職種のちがいも、すれちがいを生む要因のひとつです。

■収入格差は、すれちがいを生む決定打に!

・「就職でうまくいっている人、いっていない人などで格差が生まれているから。大企業勤めで彼氏もいて年収もそれなりな自分に対し、就活に失敗してフリーターになったりブラック企業に入って苦労している、恋人もいない友人とは、会話ネタに困るから」(27歳/機械・精密機器/技術職)

・「転職を繰り返していたり、職が安定してない子がいて収入差がある。飲みに行ったときに『お金がない』ばかり言っていたのでつまらないし、次回誘っていいのかわからなくなった」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「収入が多くてお金遣いが荒くなった。ヨガやスノーボード、海外旅行など、多趣味になってついていけない」(25歳/電機/事務系専門職)

・「生活水準の差が出てるから。進学校だったので、高校時代の友人たちは、みんな出世していたり、海外進出をしていて、いまだに派遣社員を転々としている自分は肩身が狭い。一緒に遊びに行っても、選ぶお店が高い……」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

使えるお金がそれぞれ異なるとなってくると、それだけで頻繁に会う機会を失ってしまいます。悲しい現実です……。

<まとめ>

「一生、友だちでいようね」って学生時代に約束した友だちでも、社会人になると、いろいろなすれちがいが原因で、距離が生まれてしまうこともあります。別れを素直に受け入れるか、それともすれちがいをお互いに乗り越えていくのかは、自分次第。「生涯の友だち」を作るには、それなりの努力も必要なのかもしれませんね。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2014年4月にWebアンケート。有効回答数234件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年04月19日に公開されたものです

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