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子供の自転車、4人に3人の親が「危ない!」を経験してもヘルメット着用しない!?

自転車に乗っていて(乗せていて)「危ない!」と感じた経験の有無

オージーケーカブトは、「春の全国交通安全運動」を前に、3歳から小学校低学年の子どもを持つ1,000人の親を対象に、子どもの自転車走行の際のヘルメット着用と交通安全に関する意識についての調査を実施した。

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4人に3人の親が「危ない!」と感じた経験あり

子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親では81.8%、自転車に乗る子どもを持つ親では69.8%と全体で4人に3人が危ないと感じた経験があるという。その内容としては「発車・停車の際にバランスをくずして」「駐輪中にバランスをくずして」「走行中にバランスをくずして」倒れそうになるという経験が圧倒的だった。

自転車を運転する子どもにヘルメットを「必ず着用させる」3割のみ

子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親で「必ずヘルメットを着用させている」は全体の約4割、また自転車に乗る子どもを持つ親では「必ず着用」は約3割に留まった。また、関西では子ども乗せ自転車でのヘルメット着用は3割以下に留まり、関東の5割弱と比べ着用率の低さがうかがえる結果となった。

子ども用ヘルメット着用実態

頭にフィットしたヘルメットが選べる(選んでいる)と認識している親は4割

子ども乗せ自転車に子どもを乗せて運転する親の約半数、自転車に乗る子どもを持つ親の約4割が子供の頭にフィットしたヘルメットを選べると認識している一方、「日本人と欧米人の頭の形の違い」については、半数以上が知らなかった。また、走行の際に気をつけている、あるいは気をつけさせている事は、「信号を必ず守ること」「スピードを出しすぎないこと」などの意見が多かったが、「ヘルメットを必ずかぶる(かぶらせる)こと」については、半数以下となった。

頭にフィットした子ども用ヘルメットが選べていると思うか

親の4人に1人が、ヘルメット着用の努力義務があることを知らず

子ども乗せ自転車を運転する親の半数近くは、ヘルメットの着用についての努力義務を知っていたが、一方で「知らなかった」とする親も4人に1人いる結果に。また、自転車の車道走行義務については、全体の8割以上が知っていると回答した。しかし、実際には、子ども乗せ自転車を運転する親の約7割、自転車に乗る子どもを持つ親の約8割が主に歩道を走っていると回答し、法律の改正を知りつつも実態は異なる結果となった。

自転車に乗っている際、歩道、車道どちらを走らせることが多いか

※この記事は2014年04月04日に公開されたものです

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