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子供には英語よりもフランス語を習わせろ!? フランス語使用人口が、2050年に世界最大へ!

「将来、子供にはグローバルな世界で活躍してほしい!」と、子供に英語を習わせている親は、意外に多いもの。大人になってから「ちゃんと英語を勉強しておけばよかった」なんて、後悔している人もいると思いますが、これから言語を習うなら、英語でも中国語でもなく、だんぜんフランス語がおすすめ!?

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「フランス語は、響きがきれい」とフランス語に憧れる女性は多いものの、「難しい」というイメージも強く、仕事で使う機会も少ないことから、英語に比べてフランス語を習う人は少数派。世界の言語人口を見ても、英語や中国語にまったく及ばないのが現状ですが、なんと、フランスの投資銀行ナティクシスの研究から、「将来世界で一番話される言語は、フランス語!」と予測されました。

研究結果によると、今後、アフリカを中心にフランス語使用人口が増え、2050年には使用人口が世界で1位になる、とのこと。2010年の時点では、フランス語使用人口は約2億2千万人ですが、ナティクシスによると、2050年には7億5千万人にまで増え、フランス語が英語や中国語に取って代わる、としています。

ただ一方で、フランス語が英語や中国語を上回る、という予測に反対意見もあり、フランス語観察所(OLF)の責任者、アレクサンドル・ウォルフ氏はナティクシスの予測に対し、「人口統計上の予測としてはとても興味深いものだが、予測には複数の言語が同時に話されることが考慮されていない」とし、「現実には、2050年に世界で一番使用される言語は、英語になるだろう」とコメントしています。

将来アフリカではフランス語が断然有利でも、世界的に見ると、英語がまだまだ「世界で通じやすい言語」となりそう。「英語もフランス語もペラペラ!」なんて一番の理想ですが、世界で活躍するには、まずはやはり英語を身につけるのが先のようですね!

参考:
Le Francais, langue la plus parlee en 2050 ?
http://www.grazia.fr/societe/news/le-francais-langue-la-plus-parlee-en-2050-634712

※この記事は2014年04月01日に公開されたものです

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