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嫌われる!11個の口ぐせ「私って○○じゃない?」「そうかな?」

誰にでも、口ぐせの一つや二つはあるはず。それが個性となってプラスに働くこともありますが、聞いた人から嫌がられてしまうものもあります。今回はそんな、会話中に気をつけたい口ぐせをご紹介。嫌がられそうなものは、できることなら封印しましょう。

【他人の気になる口癖は?「要するに」「なるほどですね」「逆に」】

お話をうかがったのは、中央話し方教室の代表講師・栗原君枝先生です。

1:話し始めの「でも」

「どんな話の流れでも、話し始めに必ず『でも』をつける人をよく見かけます。これは、気持ちの良いものではありませんね。話している相手にしてみれば、自分の話した内容を否定されたような気になります」

2:「○○ですよね~」と語尾をのばす

「語尾をのばすと、馴れ馴れしい、甘えているといった印象を与えます。恋人と話すときは良いかもしれませんが、職場などでは気をつけましょう」

3:質問でもないのに、語尾のトーンが上がる

「『私は○○だと思うんですよね?』と、質問ではないにもかかわらず、語尾のトーンを上げてしまう人がいます。意見に自信がないと受け取られたり、語気が強いと高圧的な印象を与えたりしますので、できれば改善したい口癖です。

言い切るべきところでは、『○○だと思います』としっかり言い切りましょう」

4:「私って○○じゃない?」「私って○○だから」

「会話の中で、『私って』が頻繁に登場する人は要注意。『私って○○じゃない?』と聞かれても、話し相手は『私』ではないため、答えようがありません。あまりに『私って』が多くなると、聞いている方はうんざりしてしまいます」

5:相槌が細かすぎる

「相槌は会話のリズムを作る大切なもの。まったく相槌を打たなければ、話し手が話し難くなってしまいます。しかし、反対に相槌が多すぎるのも逆効果。細かく相槌を打ちすぎると、かえって『この人、話を聞いていないのでは?』と思わせてしまいます」

6:「たぶん」「○○だと思う」

「どんな場面でも、『たぶん』『○○だと思う』と言って、断定を避ける人がいます。もちろん、話している内容が推測なら構いません。しかし、話の中にあまりにも多く『たぶん』や『○○だと思う』が登場すると、言葉に重みがなくなってしまいます。

『あの人は、自分の意見を言えない人』だと思われる可能性がありますので注意しましょう」

7:「まあ」

「『そうだね』と『まあ、そうだね』では、随分受ける印象が違うと思いませんか? どちらも同意しているのですが、後者は『まあ』のせいで、本当は納得していないような印象を受けます。

ほかにも、『まあ、そうしようか』『まあ、良いんじゃない?』など、『まあ』を付けると妥協しているような印象になりますね。言われた方は、『不服なのかな……?』と不安になります。あまり多用すると『いつも不満そう』と思われるかもしれません」

8:「なるほど」

「相手の話に納得したことを示したいときに、『なるほど』は非常に便利なフレーズです。しかし、実は『なるほど』には、相手の意見を評価した上で同意するといった意味合いがあります。そのため、目上の人に対して使うのは、適切ではありません。

つい口ぐせになって、上司の話に『なるほど~』と言ってしまわないように注意が必要。『そうですね』や『おっしゃる通りです』と言い換えてみましょう」

9:「そう言えば私も……」と人の話を横取り

「相手が何かを言うたびに、『そう言えば私も……』『実は私も……』と、すぐに話題を横取りしてしまう人がいます。自分の話をしたい気持ちはわかりますが、話題を横取りされて気分の良い人はいません。

相手が話した内容に対して、『それで?』『いつ? どこで?』と、話の続きを促すように意識して。自分の話は、相手の話が一段落ついてからにしましょう」

10:「そう?」「そうかな?」

「意外と、このセリフがくせになっている人は多いようです。褒められたときに謙遜の気持ちを込めて言う『そう?』は構いません。しかし、ミスを指摘されたときや、相手が何か意見を言ったときなど、そのたびに『そう?』『そうかな?』と返答していると、他人の意見や忠告をまったく聞く気がない人だと思われてしまいます」

11:「どうせ私なんて」

「ネガティブな口ぐせは、相手のためにも、そして自分のためにも直した方が良いですね。代表的なもので言えば『どうせ私なんて』。卑屈な印象を与えてしまいますし、聞いている人も気持ちの良い言葉ではありません」

心当たりのある口ぐせがあった人は要注意。言葉ひとつでマイナスイメージを与えてしまっては、もったいないですよね。「くせ」ですから簡単には直らないかもしれませんが、言わないように心がけることからはじめてみてはいかがでしょうか。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年03月26日に公開されたものです

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