上司と部下がマジ喧嘩! 間に立ったらどんな対応が正解? 「女性同士は異性、男性同士はプライド」がカギ
学生時代になじみのあった先輩、後輩の「上下関係」。社会人になってからは、さらに上司と部下という関係性も加わります。考え方のちがいでもめる上と下の間で、悩みを抱えやすいのがその中間に立つ人。働く女性のみなさんに、上手な立ち回り方を聞きました。
聞き上手に徹する!
・「双方の意見を、1対1できちんと聞く。その上で、相手のフォローをする」(25歳/小売店/販売職・サービス系)
うまく双方をおさめるためには、それぞれの言い分をしっかりと聞くことが重要。思う存分話をしてスッキリしたあとなら、アドバイスも受け入れやすいものかも。
自分が犠牲に……
・「ささいな事で喧嘩をはじめたときに、『私がやりますのでいいですよ~』とやりたくない仕事を押しつけ合っている2人の間に強引に割り込んだ。それで何とかおさまった」(30歳/機械・精密機器/営業職)
・「中立の立場を心がけて、自分が犠牲になって互いのやりたくないことをさばいて丸くおさめる」(32歳/医療・福祉/専門職)
何も犠牲にせず、トラブルをおさめるのは難しい! だったらいっそ自分が犠牲に……という意見も多くありました。貧乏くじを引いて、ストレスがたまらなければよいのですが。2人が成長して、恩返ししてくれるのを期待しましょう。
見習いたい! 技あり策
・「同期の上司の子と後輩。女子同士だと感情的になりがち。同じ同期の男性を連れて行って一緒に間に入った。異性がいるとちがうと思う」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「営業1課・2課の課長。お互いのいいところや、本当はあなたを尊敬しているがそれを言わない人だと、それぞれ個別に吹き込んだ。まんざらではなかったようで、営業会議がとても楽になった」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
思わず「なるほど!」と思う、うまい立ち回り方もありました。女性同士のもめ事には「異性」、男性同士のもめ事には「プライド」がキーワードだと言えそうです。覚えておくと、役立つかも?
<番外編>やってしまった! みんなの失敗談
・「会社の飲み会のときに、部長と課長が険悪なムードになってしまったので、その場の空気を和やかにしようと、愛想笑いしながら、冗談とかを言ったが、あまり意味がなかった」(29歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「先輩が特定の後輩をしかるので、先輩に注意をしたら余計にしかるようになった」(30歳/ソフトウエア/事務系専門職)
よかれと思った行動が、予想外の結果を引き起こすことも……。場の雰囲気を読む行動や、言い方には細心の注意を払ったほうがよさそうです。何でもかんでも首を突っ込むのも、考えものですね。
上下関係のある2人の仲を取り持つためには苦労も多くあります。しかし、見ていてくれる人はきっといるもの。あなたのコミュニケーションスキルも上がっているはずです。うまく対応して、気持ちよく働ける職場にしたいですね。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2014年2月にWebアンケート。有効回答数239件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年03月19日に公開されたものです