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ソファ? テーブル? 女性が持っている「一生もののインテリア」とは

ひと昔前までは、女性が嫁ぐときには、子供のころから大切にしてきた家具、親から譲りうけた家具、あるいは新調した家具を持参していました。いい家具は一生を通じて女性に寄り添い、人生をサポートするといわれてきたからです。
そこで、あなたは「一生もののインテリア」を持っているかどうか、女性282人にアンケートを実施しました。結果、「持っている」と答えた人は35人、「いいえ」と答えた人は247人で「持っている」と答えた人は意外にも少数派でした。しかし、「持っている」と答えた人のコメントがこと婚活中の女性のための未来設計にかなり役立つ内容であることがわかりました。誰でも結婚、引っ越しの機会が訪れると素敵なインテリアと出会いたいという気持ちが必ず出てきます。いったい「持っている」と回答した人は、どんなインテリアを一生ものにしているのでしょうか。


■結婚、引っ越しを機に買った、買ってもらった「一生もののインテリア」
家具を買う機会は「結婚」、「引っ越し」がいちばんのタイミングといわれています。都内高級インテリアショップ店員の話によると、一生ものの家具を求める人は、婚礼家具の場合が多いといいます。引っ越しの場合、家具よりも内装などに予算をかけたり、子どもの教育費などを考慮して現実的になってしまうため、財布のひもが緩まない傾向があるそうです。逆に、婚礼家具の場合は長く使える家具に重点をおき、これが「一生もののインテリア」につながっている人が多いということです。

・結婚する際に父親に花嫁道具として家具を買ってもらった(30歳/医療・福祉)
・結婚する際に両親に桐ダンスを買ってもらった(26歳/食品・飲料)
・結婚するときに購入した革張りのソファ(29歳/情報・IT)
・リン・ホーリンのキュリオケース、ローボード、TVボード。結婚するときに家具屋さんでひと目惚れしたから(40歳/金融・証券/秘書・アシスタント)
・ダイニングテーブル。家を買ったので、そこに合うものを買った(31歳/小売店)

何かの記念や人生の転機に入手したインテリアはひときわ愛着がわくという結果です。なかでもリビングに置くダイニングテーブルやソファを「一生もの」として購入する人が多いという結果が出ています。リビングは、その家の顔。活動時間を過ごすことがいちばん多い場所に自分のお気に入りの物を置くことで、自然と心が癒されるのでしょう。

■ほしくて買った「一生もののインテリア」
「インテリアショップなどで、ひとめぼれをしてしまった」「ずっと欲しくてやっと買えました」など、決め打ちで一生もののインテリアを購入する人もいるようです。一生ものは、デザインはもちろん、付加価値として「長年使える」、「経年変化を楽しめる」などの言葉に興味を持つようです。

・KINOのスツール。ひと目惚れして、奮発して買った。飽きのこないデザインで、ずっと使えそうだったから(26歳/金融・証券)
・ひと目ぼれして買った大きなダイニングテーブル(飛騨産業の製品)(30歳/秘書・アシスタント)
・2人用のテーブルこたつ(29歳/医療・福祉)
・リビングに皆が集まれるように2m20cm幅の大きなテーブル(50歳代/ソフトウエア・技術職)
・ドレッサー。収納たっぷりで手放せません(26歳/学校・教育)
・アメリカンレトロなデザインの円型のダイニングテーブル。自分にしては高価な買い物でしたが、とてもお洒落だったので、迷わず購入しました。部屋にインパクトが欲しかったためです(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・ソファ。使えば使うほど味が出るやつです(26歳/情報・IT)
・とにかくずっとほしかったベッド。大事にしている。今は買ったお店がなくなってしまったそうです(32歳/金融・証券)
・姿見ですね(22歳/医療・福祉)
・ソファ。長年使うと思ったので、一生使えるような革製にしました(37歳/アパレル・繊維)
・ある有名人が書いた開運絵画。高額だったけど、運気アップを願って買いました(25歳/電機)

長く使えるように、飽きのこないシンプルなデザイン、使い込むと味が出てくる素材が人気です。また、衝動買いもけっこう成功するようです。

■譲り受けたり、思い出や愛着があるインテリア
人から見たら大したことがないように見えるものでも、自分の気持ちや大切な人から頂いたものなど、気持ちが入っているものは大切にするということがわかります。

・はじめての給料で購入したベッド(26歳/機械・精密)
・トルコで買った絨毯。親日的な雰囲気が嬉しくて(50歳/情報・IT)
・祖母の形見の鏡台(26歳/販売職・サービス系)
・長火鉢。おばあちゃんから譲り受けた(41歳/学校・教育)
・萌えキャラの抱き枕(27歳/マスコミ・広告)

個性的なインテリアが目立ちます。思い入れが深く、お守りのようになっているあたたかいインテリアといえるでしょう。

「一生もののインテリア」も人それぞれ。人間のパートナー同様に相性が良ければ一生そばにいてくれるのではないでしょうか。使い捨て的なインテリアからちょっと視点を変えて、末永く付き合えるインテリア選びをしてみるのも一考でしょう。

【アンケート対象】調査時期: 2014年2月28日~3月1日調査対象:マイナビニュース会員(20歳以上の女性)調査対象数:282人調査方法: インターネットログイン式アンケート

文・ひょっとこプロダクション

※この記事は2014年03月14日に公開されたものです

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