【実録・痛い恋愛メール】50代の上司から「うぐいすのような君のことを考えて、僕は幸せです」
客観的にどう考えても「恋愛対象外」だと思っている異性が、必ずしも同じように思っているとは限らない。いつ、どんな風に恋に落ちてしまうのか。それが誰にもわからない以上、なぜこの人から……と、まったく理解不能な人からラブ・メールが送られてくることも、時にあります。今回は、そんなケースでの痛いメールをご紹介します。
ある日、職場の課長である和典(仮名・51歳)から「職場の連絡に必要だから」と、アドレスを聞かれた杏子さん(仮名・26歳)。特に疑いもせずアドレスを教えたのですが、早朝に意味不明のメールが……。
★ふたりのメール★
(AM5:30)携帯の着信音
杏子さん(こんな早朝にメールなんて誰?)
和典「うぐいすのような君のことを考えて、僕は幸せです」
杏子さん(……うわっ、鈴木課長!! 朝早すぎでしょ。何かラブメールっぽいけど、宛先まちがってるし、「うぐいす」とか意味不明だし、迷惑すぎる~。とりあえず返信してからもうひと寝入りしよう)
杏子さん「おはようございます。メールまちがえているようなので、ご確認ください。よろしくお願いします。」
(1時間後)
和典「ごめん。まちがえたので破棄してください」
杏子さん(やっぱり……変な時間に、変なメールを送ってこないでよ~! 頼みますよ!)
杏子さん「承知しました」
和典「君はまるで、ひばりのようです。ひばりのように美しい声に癒されるよ」
杏子さん(うぐいすとひばりのまちがい!? 私宛てだったの!?)
【杏子さんの感想】
宛先まちがいだと思ってたのに、自分宛てで衝撃でした。“うぐいす”とか“ひばり”とか、おっさんの口説き方ってこういうものなのでしょうか? 気持ち悪いのを通り越して爆笑。返事をしなかったので、暗黙の了解で拒否していることが伝わったのか、それからメールは届いていません。職場では何もなかったようにして過ごしています。
まったく異性として見ていない相手が、自分のことを意識していないとは限らない。おじさんだからって油断していると、こんな不意打ちのラブ・メールに悩まされることもありそうです。それにしても男性って、どんなに年をとっても男性なんですね。ちょっとうらやましい!?
(ファナティック)
※この記事は2014年03月06日に公開されたものです