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収入の1割? 男女同額? イマドキ夫婦に聞いた”お小遣い額”の決め方とは

結婚後「小遣制」にシフトする男性の話はよく聞きますよね。でも、どれくらいの男性が小遣い制なの? 一方で、女性はどうしてるの? さらに、お小遣いの具体的な金額はどうやって決めているの? そこで、マイナビウエディング編集部では「小遣い制」について、既婚男女にアンケートを実施しました。

男性の方が小遣い制率は高め

Q.あなたは小遣い制ですか?
(男性)
はい(46.6 %)
いいえ(53.4 %)

(女性)
はい(25.6 %)
いいえ(74.4 %)

女性よりも男性の方が小遣い制の人が多めですが、意外と女性の小遣い制比率も高め。また、女性は「専業主婦」でも「共働き」でも、小遣い制の比率はほとんど変わらないという結果もでました。さて、ここで気になるのはその金額。

男女ともに「1〜4万円未満」が平均的

Q.小遣いの金額はいくらですか?
(男性)
1位 2万円〜3万円未満(34.4 %)
2位 3万円〜4万円未満(25.6 %)
3位 1万円〜2万円未満(12.2 %)

(女性)
1位 1万円~2万円未満(29.4 %)
2位 2万円~3万円未満(22.1 %)
3位 3万円~4万円未満(14.7 %)

男性1位は「2万円〜3万円未満」、女性1位は「1万円~2万円未満」との結果になりました。一方で「4万円~5万円未満」と回答した女性も少なくありません。それぞれの理由を見てみましょう。

男性には「必要最低限の金額でOK」派が多め

まず、1万円〜2万円未満の男性は、「自分でその金額でいいと言った」(男性/29歳/結婚6年目、以下年数のみ)、「これくらいで足りる」(男性/32歳/5年目)など、旦那さまが奥さまに「1万円〜2万円でOK」と申し出た例もあるようです。

2万円~3万円未満の男性は、「そのくらいあれば自分の貯金と飲み会とかに行けると思う」(男性/28歳/1年目)、「月に使う大体の金額」(男性/36歳/5年目)のように、過不足ない金額との声が目立ちます。

3万円~4万円未満の男性は、「家計の貯蓄もできて、おたがいに同額取れる金額」(男性/41歳/7年目)、「過去のそれぞれの食費・交通費などを考慮して」(男性/27歳/1年目)の通り、金額決定前に過去の支出を見直して決めているようです。

ややリッチともいえる4万円~5万円未満の男性は、「付き合いとかを考えてこの金額に」(男性/30歳/4年目)と交際費のために、多めにもらう人もいました。一方で、「適度な額」(男性/47歳/10年目以上)のように、稼ぎが多くなる40代後半以降で4万円~5万円をもらっている人が多数派でした。

女性には「収入とのバランスを考えた金額」派が多め

1万円〜2万円未満の女性は「あまり使うことがないし貯金をしたい」(女性/29歳/4年目)といった、小遣いは最低限にしてできるだけ貯金に回したいと考える堅実派が多め。

2万円~3万円未満の女性は、「手取りの一割くらいが妥当と聞いた」(女性/31歳/3年目)、「稼いだ金額とのバランス」(女性/28歳/3年目)など、収入と上手く折り合いをつけられる金額だからと回答する女性が目立ちます。

3万円~4万円未満の女性は、「収入に見合っている」(女性/28歳/2年目)ことを前提に、「この額でやってみよう!と言って始めたら十分な額だった」(女性/28歳/3年目)など、夫婦にとってベストな金額だったとの意見が多め。

4万円~5万円未満の女性は、「自分的にはそんなにいらないですが、夫と同額にしたかった」(女性/33歳/3年目)のように、とくに共働き夫婦の場合、小遣いに差をつけたくないといった意見も。お小遣い4万円~5万円代が、男性よりも女性のほうが比率的には高めだったのは、「化粧品や美容代のほか洋服を買える余裕を持ちたい」(女性/37歳/10年目以上)のように、美容費・服飾費の出費が多いからといった女性ならではの背景もあるようです。

何にお金を遣うことが多いか、貯金はどれくらいしたいかなど、それぞれのマネー事情を考えて、ベストな金額を小遣いにしたいものですね。

※アンケート対象
調査時期:2014年1月31日~2014年2月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女325
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2014年03月03日に公開されたものです

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