雑誌で取りあげられる「おしゃれ部屋」をつくる8つのコツ
インテリア、住宅雑誌を賑わせているお洒落なお部屋を参考にしてインテリア選びや、カラーコーディネイト、上手な見せ方を実践している人は多いのではないでしょうか。
こうしたお部屋写真の多くは当然ですがモデルルームではなく、一般人のお部屋です。多くはインテリアが好きで楽しんでいて、やはりセンスが良い人たちです。どうすればあんな素敵なお部屋が作れるのか気になるところはけっこうあります。そのコツを探ってみましょう!
■雑誌に載った人は、何がきっかけ?
インテリアにこだわっているDさん(26歳)会社員は、お部屋に飾っているアンティークの小物を自身のブログにアップしていたことがきっかけでインテリア雑誌の取材を何度も受けるようになりました。「ブログを通してカメラマンさんから連絡を受けてすぐに最初の撮影が決まりました。自分のお部屋が雑誌載るのは結構うれしいですよ」とDさん。最初の雑誌が発売されると別の雑誌からも取材依頼があったといいます。
■提案するのが楽しみに
Dさんによると雑誌に載ることで、ファッション誌における“読モ”のように自分のお部屋が真似されることに喜びを感じるといいます。「同じような仲間が増えて、雑誌はその発表の場という感じです。先日私が考えた小物の使い方とおんなじことしている人がいてうれしくなってしまいました」。Dさん。
■こんなお部屋が選ばれる
どんなお部屋が雑誌に取り上げられやすいかインテリア、住宅誌の撮影をしているカメラマンに聞いてみました。以下がお洒落なお部屋として選ばれるお部屋の条件です。
【上下左右のバランスが取れていること】
とくに広角レンズでワイドに撮影する場合、一枚の絵としてバランスが取れているのが理想だといいます。具体的には奥行きを感じさせる窓が背景にあり、中景に観葉植物やスタンドランプ、そして前景にテーブルやソファといった感じです。
【カラーコーディネイトが上手】
基調の色、差し色の使い方にセンスが光るお部屋。モノで見せるのではなく色で見せるお部屋がマル。
【生活感をうまく隠している】
布や箱を使って見せたくないものをキレイにまとめて隠している。
【ごちゃごちゃしていない】
趣味のものを大量にディスプレイしていない。いいものを少な目に飾るのがコツ。
【緑色と赤色がある】
写真にすると緑と赤の色はよく目立ちます。観葉植物と赤系のカーペットやソファのカバーなどの組み合わせは、写真を大きめに取り扱われる可能性大です。
【形の面白い物がある】
アンティークのトルソーやベットの上に吊るした天蓋など、目を引くので採用されやすいようです。
【住人と違和感がない】
お部屋のセンスと住人のセンスが一致していること。
【掃除が行き届いている】
企画によっては、バストイレなども撮影対象になるので、隅々まで清潔感が漂っていること。
などなどです。
■雑誌に載るようなお部屋は作れる
前述の条件は、そんな難しいことではないはずです。ポイントはトータルバランスとちょっぴりの個性的なアクセントです。個性的な部屋を目指す人は別として、人から「いいなぁ」と思われるお部屋にしたいならば、ズバリ雑誌に載っているようなお部屋を真似することです。そっくりのお部屋にするということではなく、その人のテーマを拝借するという意味です。参考にする写真はなるべく部屋全体が写っているものを選びましょう。
まずレイアウト、そしてカラーコーデという順にコピーしていきましょう。
文/ひょっとこプロダクション
※この記事は2014年02月25日に公開されたものです