お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

アラサー独女が外国人彼氏と別れた理由「ベッドでお菓子を食べるから(米)」「ほかの女性を褒める(伊)」

外国人の男女外国人男性には、日本人男性にはない魅力がある。そんな話もよく耳にしますが、いい面ばかりとは限りません。うまくいかなかった女性たちの体験談から、国際恋愛を成功させるヒントを見つけたいと思います。

■カルチャーショック!(ユキさん/28歳/金融)

「アメリカ人男性とお付き合いをしていました。年齢は私より5つ上。友だちとバーで飲んでいるときに声をかけられて、意気投合しました。まあ、彼のナンパに引っかかったわけです」

彼はまるでハリウッド俳優のようなルックス。ユキさんは英語が堪能だったこともあり、2人はどんどん親密な関係となっていきました。

「彼にとって、レディファーストは当たり前。扉は必ず開けて私を先に通してくれるし、レストランでは私の椅子を引いてくれる。そして何よりも、常に愛情表現をしてくれる。日本人男性では、絶対にこんな経験できませんよね」

しかしあるとき、ユキさんは国際恋愛の難しさを痛感することになります。

「私の家で、一緒にDVDを見ることになりました。そのとき彼はお菓子の袋を抱え、迷うことなくベッドの上へ……。そして、『早くキミもおいでよ!』と言うんです。ありえませんよね!? ベッドでお菓子なんて。しかも人の家で。

思わず『やめて!!』と言ってしまいましたが、彼は『なんで?』という態度。それからも、同じようなことがあって、その都度私が注意するので次第に彼もイライラしてきて……。結局別れてしまいました」

彼はベッドの上でテレビを観ながら、スナックを食べるのが当たり前の環境で育ったのかも。ささいな習慣の違いとはいえ、意外とこういったところに国際恋愛の難しさがあるのかもしれませんね。

■もはやナンパ!?(ジュンさん/29歳/メーカー)

「学生時代にイタリアの留学生とつき合っていたのですが、彼があまりにも別の女性を褒めるので、不安で耐え切れずに別れてしまいました」

イタリア人男性と言えば、女性をすぐ口説くイメージがありますよね。

「とにかく女性を見れば、まず褒める。もちろん常に私のことも褒めてくれますし、愛の言葉をかけてもくれます。それはうれしいのですが、同じテンションで別の女性にも褒め言葉を投げかけるんです。私は次第に、そのうち彼が浮気をするのではないかと、不安でたまらなくなっていきました。

彼が口説くつもりはまったくなくて、女性は褒めるのが礼儀とのこと。そう言われても、不安なものは不安ですよ」

その結果、ジュンさんは必要以上に彼を束縛してしまい、関係がギクシャク。別れにつながりました。褒め上手なイタリア人男性は素敵ですが、彼女としては複雑ですよね……。

■一昔前の日本のお父さん!?(メイさん/25歳/教育関連)

「欧米の男性は積極的に家事をするって聞きますよね。でも、私がつき合ったイギリス人男性は、まるで日本の亭主関白なお父さんのようでした」

お相手は大学時代に日本へ留学し、そのまま日本で就職したという年上のイギリス人。同棲に近い生活を送る中、彼は家事を一切手伝わなかったそうです。

「基本的にキッチンには入らない。私が家にいるときには、彼は飲み物を冷蔵庫から取ることもしませんでした。料理や食器の片づけなんてもってのほか。洗濯も掃除も、すべて私がやっていました。まさに縦のものを横にもしない人。私の父親の方が、まだマシですよ」

そんな生活に疲れたメイさんは、思い切って「少しは家事を手伝ってくれてもいいんじゃない?」と切り出しました。そこで、彼から思いもよらない一言が。

「『前につき合った日本人女性は、文句を言わずにすべてやってくれた。僕はだから日本人女性がとても好きだ』と。ありえません……。話を聞けば、彼の家は両親がずっと共働きで、父親はとても積極的に家事をするそう。きっと彼も、前の彼女と出会わなければ……。元カノ、何やってんの!?って感じですよ」

日本人女性でも、男性に手伝ってほしいと思うタイプもいる。そう何度か説いてみたものの、一度楽を覚えてしまった彼に効果はなし。彼女の方から、別れたいと告げたそうです。

生まれ育った国がちがえば、考え方や習慣も異なります。中には日本人女性によって、簡単に変えられてしまった男性もいるようですが……。そのちがいをお互いにどこまで受け入れられるか、そして歩み寄ることができるか。これが、国際恋愛のカギを握っていると言えるでしょう。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年02月24日に公開されたものです

SHARE