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年下男性との破局時に告げられた別れの理由「母親と間違われて恥ずかしかった」

ハートのクッションを持った女性「年下の男性が好み」という女性も多いのでは? しかし、相手のタイプが年上女性ではない場合は、それなりの覚悟が必要かもしれません。年下男性とつき合い、破局した経験を持つ女性たちに、話を聞いてみました。

【年下彼氏のススメ】

■そんなに私老けてる!?(31歳/人材派遣)

「少し前まで、6歳下の男性とつき合っていました。私が振られて別れたんですが……。その理由が酷くて。いまだに思い出すと腹が立って仕方ありません。」

6歳差のこのカップル。一体、どんな理由で彼は別れを決意したのでしょうか?

「私は別れたくなかったので、彼氏を問い詰めたんです。『理由を教えて!』と。最初は言いにくそうにしていましたが、最終的にポツリとひとこと。

『前に友だちから、○○(私)を母親と間違われて、それが恥ずかしくて嫌になった』と。それを聞いて、もうショックで。何も言えなくなってしまいましたよ」

デート中に彼の友だちに出くわしたことがあったそうです。そして後日、その友だちに「この前一緒にいたの、お母さん?」と言われてしまったとか。

「それ以来、一緒にいると、『誰かにまた見られるんじゃないか』『見られたら恥ずかしい』と思うようになってしまったらしいんですよ。そんな気持ちのままつき合い続けるのは、申し訳ないと言われてしまいました。周囲からそう見えていたのかと思うと、私もつき合い続ける気にはなりませんでしたね。そんなに老けていないと思うんですけど……。」

この一件があるまで、交際はとても順調だったそう。そのお友だちに悪気はなかったと思いますが……。余計なひとことは慎んでほしかったですね。

■お肌の曲がり角(33歳/食品)

「3つ年下の男性とつき合っていたことがあります。つき合いはじめたのは私が27歳のころ。彼氏は年下とは思えないほどしっかりしていて、口には出しませんでしたが、私は結婚を意識していました」

結婚を考えるほどの彼氏なのに、どうして別れることになったのでしょうか?

「別れたいと思った理由は、『私が急に老けたから』。そう言われたときには、一瞬意味がわからないほどショックでした。つき合いはじめたころは『○○(私)は肌がきれいだね』なんて言っていたんですが……。突然老けたことに、驚いたと。そんなことを言われました」

彼氏にとって、キレイな年上の彼女は自慢だったのでしょう。しかし、あるとき突然、そんな彼女の肌の質感が変化したことに気づいたそう。そうして、彼女の年齢を強く意識するようになったとか。

「お肌の曲がり角は、私自身も感じていました。でも、だからこそスキンケアには力を入れて、キレイでいる努力をしていたんです。確かに、つき合いはじめたころと比べたら、肌も老けたんでしょう。でも、それはある程度仕方のないことで、ずっと若いころのまま……というのは無理です。そんな理由で別れたいと言った彼を、引き留める気にはなりませんでしたね」

破局時の彼女の年齢は30歳。加齢によって肌の質感が変化することはありますが、それで彼女の魅力が失われてしまうわけではないのに……。そう思えなかった彼氏がとても残念です。

■俺を甘やかさないで(29歳/飲食店)

「5つ年下の彼氏は、あまり収入が多くなくて。どうしても2人で遊ぶときには、私がお金を出してしまうんです。それが、どうやら仇となったようで……」

デートのお金を出すだけではなく、独り暮らしの彼のために、手料理を作って冷蔵庫にストックしたり、掃除や洗濯をしたりと、いろいろ世話を焼いていた彼女。そんな彼女のことを、彼はどう感じていたのでしょうか?

「ある日彼の家に行ったら、以前に私が作り置きしておいた料理がまったく減っていませんでした。理由を聞くと、『自炊とか、自分できちんとできるようになりたいから』と言われたんです。そして、『もう別れたい』と」

彼氏は、「こんなに甘やかされていたら、俺はダメになってしまう」とずっと悩んでいたそうです。でも、彼女がそばにいれば甘えてしまう。そのため、別れを考えるようになったとのこと。

「ハッとしました。彼のために、とやっていたことが、逆効果だったなんて。彼なりに、一人の大人としてがんばろうとしていたのに、私はまるで母親のような気持ちで世話を焼いていたんです。それが彼の負担になっていると、まったく気づかなかった自分がショックでした」

結局、彼氏の気持ちを尊重して別れてしまったそうです。

年下男性とつき合っている場合、日ごろは年の差なんて気にしていなくても、思わぬところに落とし穴があるかも。ときどき、年の差を思い出してみて、彼とのつき合い方、そして自分自身を、見つめ直す努力が必要かもしれませんね。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年02月02日に公開されたものです

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